公正取引委員会が独占禁止法違反とした損保大手4社について、東京都はきょう、発注事業に参加できなくする指名停止の措置をとると発表しました。
きのう(10月31日)、公正取引委員会は、▼「東京海上日動火災保険」、▼「損害保険ジャパン」、▼「三井住友海上火災保険」、▼「あいおいニッセイ同和損害保険」の4社について、独占禁止法に違反したと認定しました。
これを受け東京都は、きのう(31日)付で4社に対して、発注事業に参加できなくする指名停止の措置をとったことを発表しました。
都によりますと、4社とも指名停止を終了する期間は未定だということです。
現在、都は、公用車の契約などで、▼「東京海上日動火災保険」、▼「損害保険ジャパン」、▼「三井住友海上火災保険」の3社とおよそ50件の契約を結んでいるということです。
都の担当者は、4月の契約更新の時期に「影響が出るだろう」としています。