EU=ヨーロッパ連合の気象情報機関は6日、今年の世界の平均気温が観測史上最高になることがほぼ確実になったと発表しました。
EUの気象情報機関・コペルニクス気候変動サービスによりますと、今年1月から10月の世界の平均気温は15.36度で、年間平均気温が過去最高だった去年の同時期と比べて0.16度上回りました。
1940年からの観測史上、最も高く、2024年の平均気温が過去最高を更新することがほぼ確実になったということです。
今月11日には国連の気候変動対策会議「COP29」が開催されることになっていて、「世界の気温記録における重大な出来事で、COP29に向けて意欲を高めるきっかけにすべきだ」とコメントしています。