今年度の補正予算案などを審議する臨時国会について、自民党は立憲民主党に対し今月28日に召集することを伝えました。
自民党の坂本国対委員長と立憲民主党の笠国対委員長は15日、国会内で会談し、坂本氏は臨時国会の召集を28日、石破総理の所信表明演説を29日におこなうことを伝えました。
また、坂本氏は臨時国会の会期について来月21日までの24日間とする日程を提案しました。
このほか、会談で両党は、▼来月2日から4日に衆参の本会議で各党が代表質問をおこなったあと、▼5日、6日に全閣僚が出席する予算委員会を開き、▼9日から今年度の補正予算案の審議に入ることで合意しました。
臨時国会では▼政党から議員に支給される政策活動費や、▼国会議員に毎月100万円支給される「旧文通費」のあり方など、政治改革の実現に向けた議論もおこなわれる予定です。
一方、笠氏は▼予算委員会について質疑時間の十分な確保のほか、▼臨時国会での党首討論の開催や定例化を含めた今後のあり方の検討などを求めました。
これに対し、坂本氏は、「しっかり聞き入れる」と応じました。