先月、さいたま市の路上に横たわっていた男性がごみ収集車にはねられ、重傷を負ったひき逃げ事件で、警察は運転手の男を逮捕しました。
この事件は、先月6日の午前5時半ごろ、さいたま市中央区の路上で近くに住む46歳の会社員の男性がごみ収集車にはねられ、太ももの骨を折る重傷を負ったもので、車は現場から逃げていました。
警察はきょう(25日)、さいたま市北区のごみ収集車の運転手・小野寺等容疑者(56)をひき逃げなどの疑いで逮捕しました。
警察によりますと、小野寺容疑者はごみの回収作業中で、男性は路上に横たわっていたということです。
防犯カメラの捜査から小野寺容疑者の関与が浮上したということですが、取り調べに対し「その日、その場所を車で通ったが、私が当事者ではないと思う」と容疑を否認しています。