■バスケットボール 皇后杯全日本選手権 準決勝(14日、 東京・代々木第二体育館)
【写真を見る】富士通とアイシンが決勝進出 ! 両チームとも大接戦制す、アイシンは残り2秒で勝ち越し【女子バスケ皇后杯】
バスケットボールの女子日本一をかけた全日本選手権の準決勝が行われ、富士通 レッドウェーブとアイシンウィングスが決勝進出を決めた。
皇后杯は都道府県代表47チームとWリーグ14チームの61チームが参加し、女子バスケ日本一を競う大会。
前回大会覇者のデンソー アイリスと、昨季のWリーグ 女王・富士通 レッドウェーブの準決勝は大接戦となった。最終第4Q、残り20秒で57-56と、富士通のリードはわずか1点。デンソーは相手ゴール前に迫り、ベテランの髙田真希(35)にボールが渡る。しかし、髙田はシュートを打つことができず、逆に富士通にフリースローを与えてしまう。ここをしっかり決めた富士通が59-56で制し、8大会ぶりの決勝進出を決めた。
準決勝のもう一試合、アイシンウィングス対トヨタ自動車アンテロープスも大接戦となった。最終第4Q、残り34秒で56-56の同点になると、そのまま試合は進み、残り4秒でアイシンボールに。残り2秒で、パスがゴール下の渡嘉敷来夢(33)に通り、ゴールを決めて勝ち越し、58-56で決勝進出を決めた。
決勝は15日にティップオフ。4度目の優勝を目指す富士通と初優勝を目指すアイシンが激突する。
写真は、アイシン渡嘉敷選手