ゲームや映画事業などを手がけるソニーグループと出版大手「KADOKAWA」は資本業務提携することで合意しました。これにより、ソニーはKADOKAWAの筆頭株主になります。
発表によりますと、ソニーはKADOKAWAが来年1月に実施する株式の第三者割当を通じてKADOKAWA株をおよそ500億円で取得します。
これによりソニーが持つKADOKAWAの株式はあわせておよそ10%にのぼり、筆頭株主となる見込みだということです。
KADOKAWAは調達した資金の一部を新たなコンテンツの開発などに充てる予定で、ソニーと共同で取り組むことも見据えているとしています。
KADOKAWAをめぐっては、先月、ソニーが買収を検討していることが報じられていましたが、ソニーはさらなる増資について現時点では「KADOKAWA株式を追加取得する予定はありません」としています。