北朝鮮の金正恩総書記は、ロシアのプーチン大統領に新年に向けた書簡を送り、両国関係のさらなる強化に意欲を示しました。
朝鮮労働党機関紙「労働新聞」などは31日、金正恩総書記が30日付けで、ロシアのプーチン大統領宛てに新年に向けた書簡を送ったと伝えました。
書簡で金総書記は、プーチン大統領を「最も親しい友人」と表現し、今年6月に両国が結んだ、包括的パートナーシップ条約について「より強固なものにする用意を表明した」としています。
そのうえで、2025年について「偉大な勝利を達成する21世紀の戦勝の元年として記録されることを祈る」と伝えロシアのウクライナへの軍事侵攻を支持する姿勢を改めて示しました。
これに先立ち、プーチン大統領は17日に金総書記宛てに書簡を送り、「現在の脅威と挑戦に対処するための努力をいっそう共にすると確信する」と緊密な両国関係を強調していました。