きのう、法政大学多摩キャンパスで学生8人がハンマーで殴られ、けがをした事件で、逮捕された女子大学生が「朝、教室にあったハンマーを上着のポケットに入れて持ち出した」と供述していることがわかりました。
【動画】ユ・ジュヒョン容疑者「教室のハンマーをポケットに」 法政大学キャンパス傷害事件
この事件は、きのう午後4時前、東京・町田市にある法政大学多摩キャンパスの教室で女がハンマーを振り下ろし、大学生の男女8人がけがをしたもので、社会学部2年で韓国籍のユ・ジュヒョン容疑者(22)が傷害の疑いで現行犯逮捕されました。
ユ容疑者は授業の開始からおよそ10分後に立ち上がって教室の一番後ろまで移動し、その周辺に座っていた学生に次々とハンマーを振り下ろしたということです。犯行時間は2分ほどでした。
その後の警視庁への取材で、ユ容疑者が「朝、社会学部の教室にあったハンマーを上着のポケットに入れて持ち出した」と供述していることが新たにわかりました。
また、動機については「いじめをやめさせるには、同じ教室の学生を殴るしか解決方法がないと思った」と供述しているということです。
警視庁は、ユ容疑者と学生らとの間にトラブルがあったのかを含め、捜査を進めています。