イスラエル政府はパレスチナ自治区ガザでの停戦合意を正式に承認しました。ガザの停戦は予定通り19日に始まり、人質も解放される見通しです。
【動画】イスラエル政府 パレスチナ自治区ガザでの停戦合意を正式承認 19日発効 人質解放へ 一方 合意発表後もイスラエル軍の攻撃続く
イスラエル政府は安全保障担当による治安閣議と全ての閣僚による閣議を開き、18日、停戦合意と人質解放について正式に承認したと発表しました。
現地メディアによりますと、停戦合意は日本時間の19日午後7時15分に発効する見通しです。
停戦の第1段階は6週間で、ハマスは33人の人質を解放する予定で、初日となる19日には女性の人質3人が解放される見込みです。
一方、ガザ地区では合意発表後もイスラエル軍による攻撃が続いていて、ガザ当局によると116人が死亡したと伝えられています。
ハマスは声明で、イスラエルは「意図的に虐殺を行っている」と非難しているほか、現地メディアによりますと、ネタニヤフ首相は「ハマス壊滅」との目標は維持すると強調していて、第2段階の恒久的な停戦に向けて協議が進展するかは不透明です。