パリオリンピック™の銅メダリスト、総合馬術日本代表・通称“初老ジャパン”、大岩義明(48、nittoh)・北島隆三(39、乗馬クラブクレイン)・田中利幸(39、乗馬クラブクレイン)・戸本一真(41、日本中央競馬会)の4人が25日、都内で行われた日本馬術連盟の表彰式に出席。名誉総裁表彰を受賞した。
【写真を見る】初老ジャパン、馬術界のレジェンド‟バロン西”に誓う 2028年ロスで「違う色のメダルを」
最年長の大岩はスピーチで「5回目のオリンピック出場で、やっとみなさんの前にメダルを持って帰ってくることができてホッとしております」と会場の関係者に感謝を述べた。
パリでの銅メダルは、馬術競技では1932年のロサンゼルス大会以来のメダル。“バロン西”と呼ばれた西竹一さんの金メダルから92年ぶりの快挙となった。
初老ジャパンの4人は馬術界のレジェンドが42歳で戦死した硫黄島を訪問。西さんの石碑を前に大岩は「次のオリンピックがロサンゼルスという事で、パリオリンピックの後に少し考えることはあったが、そこでもう一度チャレンジして違う色のメダルを持ってここに報告に来ます」と誓ったことを明かした。
大岩は「またここからロスに向けて精いっぱい頑張りたい」と、銅メダルよりもさらに輝くメダル獲得へ決意を語った。
※写真は大岩義明さん