■天皇杯・皇后杯 2025年全日本卓球選手権6日目(26日、東京体育館)
卓球の全日本選手権6日目。男子シングルスの準決勝が行われ、大会連覇を狙う張本智和(21、智和企画)が松島輝空(17、木下グループ)に1-4(11-13、11-9、7-11、7-11)で敗れた。準決勝敗退となり、大会連覇の夢は潰え、妹の美和(16、木下グループ)との兄妹同時優勝はならなかった。
絶対王者・張本と若き新鋭・松島の一戦は第1ゲームからデュースにもつれ込む接戦に。張本は先にゲームポイントを握られると強烈なスマッシュを浴び、11-13で落としてしまう。第2ゲームも1点を争う接戦となったが、張本が要所でバックハンドや得意のチキータを決め、11-9で取り返す。
第3ゲームも一進一退の攻防が続く。しかし張本は、松島のサウスポーから繰り出されるフォアのスマッシュに対応できず、7-11で落とす。第4ゲームもデュースにもつれこむ。11-11から松島に立て続けにスマッシュを決められ、このゲームを失たt張本は、悔しそうな表情を浮かべた。第5ゲームも終始松島のペース試合は進み7-11で奪われ、張本は準決勝敗退となった。
準決勝のもう一試合は、パリオリンピック™代表の篠塚大登(21、愛知工業大)が、谷垣佑真(21、愛知工業大)との同級生対決を制し、決勝へ進んだ。決勝は松島と篠塚の組み合わせとなった。