大谷翔平 かつての本拠地で大歓声も快音響かず2三振、2打席で14球 ボールの軌道を確認 先発グラスノーは5回9Kと好投
TBS NEWS DIG Powered by JNN
2025-03-25 11:27

■MLBオープン戦 エンゼルスードジャース(日本時間25日、エンゼルスタジアム)
ドジャース大谷翔平(30)がエンゼルスとのオープン戦に“1番・DH”でスタメン出場、かつてのホームスタジアムで2打数無安打2三振だった。
昨季9月5日以来のエンゼルスタジアムとなった大谷、短く散髪して、試合前にはかつてのホームグランドで笑顔を見せてウォーミングアップ。M.モニアック(26)と笑顔で会話していた。
1回の第1打席、敵地ながら大歓声で打席に入ると、エンゼルス先発は若手有望株のR.ジョンソン(22)。2球で2ストライクに追い込まれたが、カウント2-2から外角高めのシンカー、外角高めのカットボールと3塁側へのファウル。ノーワインドアップでショートアームから投げてくる独特なフォームでなかなかタイミングが取れなかった。そして、7球目、外角低めのカットボールに見逃し三振、大谷は苦笑いでベンチに戻っていった。
3回の第2打席、エンゼルス2人目、左腕のG.マクダニエルズ(25)と対戦。フルカウントからの6球目、内角高めのシンカーを打っていったが、1塁線へのファウル。大谷は打席で悔しそうな表情を浮かべた。そして、7球目、外角低めのスライダーに空振り三振に倒れた。
大谷は4回に代打を送られて途中交代、古巣・エンゼルスタジアムの試合は2打数無安打2三振も2打席で14球としっかりボールの軌道を確認した。
本拠地開幕4戦目以降の登板が予想される先発・T.グラスノー(31)は1回、T.ウォード(31)に先頭打者アーチを打たれたが失点はこの1点のみ。5回、73球を投げて、被安打2、奪三振9、四死球1、失点1と好投。アメリカ開幕に向けてしっかりと調整してきた。