地味に世話が焼ける『猫砂の飛び散り』問題…手間を軽くする3つのアイデア
何かと地味に世話が焼ける猫砂の飛び散り。どうにもならないと諦めるのはちょっと待って!今回は手間を軽くするアイデアと、その仕組みについて徹底解説いたします。
『猫砂の飛び散り問題』手間を軽くする3つのアイデア

床や絨毯、キャットタワーに猫砂が散らばっている光景を見ては"またかぁ"と内心ため息が出ることはありませんか?
踏むと痛いし、見栄えが悪くなる。そして何よりも、愛猫が落ちている猫砂を食べてしまったらと思うと、放置できずに片付けに追われる飼い主さんも多いはずです。
そこで今回は、猫の習性はそのままに手間だけが少し軽くなるアイデアを3つ紹介いたします。
1.猫砂を変更する

なぜ猫砂の変更を勧めるかというお話の前に、猫砂が散らばりやすい条件を紹介していきます。
- 排泄物に砂をかける過程で飛び散る
- 足裏に挟まり、そのまま移動して落とす
- うんちハイで駆け回ると余計に飛散する
これらのトラブルを全て解消することは難しいのですが、少なくとも片付けが簡単で足裏に挟まりにくい猫砂の代表は『紙タイプ』です。
メーカーにもよりますが、ある程度の消臭効果も期待できるでしょう。布団やソファーの上に猫砂が付着していて不快というご家庭では、一度試してみてください。
ただし、全てのトイレの猫砂を一気に変更することは控えましょう。猫側にストレスがかかるため、最初は1つだけ変更して様子を見ます。
使用感に問題がなければ、徐々に他のトイレの砂も変えていきましょう。多頭飼育で好みが分かれる場合は、別の対処法も取り入れながら猫が快適に排泄できる環境を維持してあげてください。
2.トイレを変えてみる

トイレ本体を変えてみるという方法もあります。特に小さなトイレを使用している場合は、大きさを変更するだけでも撒き散らし予防に繋がります。
その他のアプローチとしては、カバー付きのトイレに変更する・縦長タイプのトイレにするなどの選択肢があります。
カバー付きにする場合は、ハーフカバーがおすすめです。フルカバータイプは臭いがこもりやすく、猫が苦手意識を持ちやすいという特徴があるためです。
3.砂取りマットを敷く

特定の猫砂やトイレの形状にこだわりを持つ猫の場合は、変更自体が厳しいでしょう。そこでおすすめなのが『砂取りマット』の設置です。
マットには凹凸があり、そこを踏んで退室することで足裏の砂が取れるという仕組みになっています。もちろん撒き散らした砂も、ここで回収されます。
大きさは様々で、出入口のみに敷くタイプと、全体に敷けるタイプがあります。トイレの設置場所や猫の好み、散らばる条件などに合わせて選んでみてください。
尚、凹凸をすり抜けた砂は下のトレイ部分に溜まるので再度トイレに戻すことができます。特にトイレ周辺の飛び散りが激しいご家庭には画期的なアイテムかもしれません。
まとめ

致し方ないとはいえ、地味に世話が焼ける猫砂問題。今回は、3つのアイデアを紹介いたしました。
特に撒き散らしが多い猫や、足裏に砂が食い込みやすい猫にはマットがおすすめです。色や大きさのバリエーションが豊富なので、インテリアにも合わせやすいと思います。
そろそろトイレを新調したいというご家庭では、飛び散りにくい形状のものに変更してみると良いかもしれませんね。
そもそも猫砂に対してそれほどこだわりがない猫の場合は、砂自体を変えてみるのもありでしょう。
愛猫と飼い主さん、どちらも快適に過ごせる環境が整うと良いですね。ここでの情報が少しでもお役に立てれば嬉しいです。
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