パリ代表・山本有真が5000mで自己新 ! 「思ったより余力があった」ペースメーカー田中希実も祝福【陸上・金栗記念】
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2025-04-12 16:36

■第33回金栗記念選抜陸上中長距離大会2025(12日、熊本・えがお健康スタジアム)
女子5000m(2組)に出場した山本有真(24、積水化学)が15分12秒97の自己ベストをマークし、日本人トップ(全体5位)でフィニッシュした。
5000mの日本代表として23年の世界陸上(ブダペスト)と24年パリオリンピック™に出場し、「今年は勝負の年」と以前の取材で語っていた山本。
この日1500mに出場した田中希実(25、New Balance)がペースメーカーを務め、山本は序盤からしっかりと田中についていき、最後まで力強い走りをみせた。ガッツポーズでフィニッシュラインを駆け抜けた山本は田中と抱き合い、充実のレースとなったようだ。これまでは2022年10月の国民体育大会で出した15分16秒71。
インタビューで山本は「自分のイメージしていた走りをしっかり実行できて、想像よりもいいタイムが出たので、嬉しい気持ちでいっぱい。タイムは15分20秒くらいを目指していて、ラスト1000mで思ったより余力があって、ペーシングライトよりも前で走れたことが良かった」と振り返った。
さらに、東京世界陸上(9月)に向けて「もちろん出場を目標にしているんですけど、五輪で経験したことを活かして、出るだけじゃなくて、出て戦うということを目標にして、今日の大会をバネにして頑張りたい」と強く意気込んだ。