猫も『咳』をすることがある!見られたら、考えられる病気4選

2025-06-07 16:00

猫が咳をするのは、あまり聞いたことがないかも知れません。その分、あるとき突然咳が出るようになったら、心配になってしまいますね。ここでは、猫の咳が出るときに考えられる病気についてまとめました。

1.猫風邪

毛布の上でくしゃみをしそうな猫

猫も風邪をひくと、人間と同じように咳をすることがあります。猫風邪の原因はウイルス感染と細菌の感染。猫風邪の場合、咳だけでなく、くしゃみをしたり、鼻水が出ることが多いです。発熱することもあります。人間の風邪と同じようですね。

ただし、ただの風邪だからと侮っていると、抵抗力の弱い子猫や高齢猫、免疫力の落ちている猫では重症化することがあります。また、ウイルス性の猫風邪の場合、一度かかると再発しやすいともいわれます。

猫風邪は接触や飛沫で感染するため、多頭飼いの場合は感染している猫を隔離するなど、他の猫に移さないよう気をつけましょう。

2.猫喘息

口を開けている子猫

猫喘息は、ハウスダストや花粉などが引き金となり、気管支に炎症が起こることで発症します。突然咳が始まり、咳とともにゼーゼーという音が聞こえるのが特徴です。呼吸が早くなったり、口呼吸をすることもあります。

悪化すると呼吸困難を引き起こす恐れがあり、最悪の場合命に関わることもあるため、油断はできません。また、猫喘息は、一度発症すると治りにくいといわれています。

3.肺炎

上を向いて口を開ける猫

猫が肺炎を起こしていると、乾いた咳が何度も出ます。発熱することも多いです。元気がなかったり、食欲不振も見られるでしょう。

風邪と同じような症状なので、気づかずに悪化させてしまうことがあり、命に関わるため注意が必要です。また、風邪から肺炎を起こしてしまうこともあります。

肺炎は、風邪やアレルギー、寄生虫などが原因で起こりますが、異物が肺に侵入して起こる誤嚥性肺炎もあります。誤嚥性肺炎は、子猫や高齢猫に多く、死亡率も高いため、気をつけたいところです。

4.肺水腫

キャットタワーの上で口を開ける猫

肺水腫を発症すると、呼吸が浅くなり、短い咳をする場合があります。肺水腫は、肺の血管から滲み出た血液中の成分が、肺胞内に溜まってしまう病気です。

心臓病が原因のことが多く、この場合は心原性と呼ばれます。心臓病以外が原因となっている場合は非心原性です。重症化すると呼吸困難を引き起こすことがあり、死に至る危険性もあります。

まとめ

猫の口元

ここでは、咳が出たときに考えられる病気についてご紹介しましたが、ホコリを吸い込んだときなど、病気以外でも猫が咳をすることはあります。

一時的なものなら病気の可能性は低いのですが、咳が続いたり、咳以外にも症状が見られる場合は動物病院を受診しましょう。

関連記事

猫が心を許した人にだけする仕草5つ
猫が見つめる理由とは?飼い主をじっと見る9つの心理
猫が飼い主に感謝している時にする10の仕草
猫が「んー」と鳴く理由と気持ち
ママを寂しそうに見送る親子猫→帰ってくると…2匹が見せた『可愛すぎる反応』が101万再生「後ろ姿が切ない」「健気さがたまらん」

  1. “児童の性的ディープフェイク”の被害が深刻化 今年9月末までの被害相談79件…加害者の約半数は同級生 警察庁が「犯罪や人権侵害にもつながる」と注意喚起
  2. 部活動中に『海で溺れる』 女子生徒(中1)死亡 過去には【授業中】車にひかれ死亡する事故も…
  3. 茨城・つくば市の常磐自動車道に男性の遺体 ひき逃げ事件の可能性
  4. 『飲酒運転の車』に同乗し事故 女性教諭(20代)停職処分 教諭も「(運転者と)朝まで飲酒…」
  5. プーチン大統領 譲歩拒否の姿勢強調 ウクライナ和平協議不調なら「軍事手段で歴史的領土解放」
  6. カーリング混合ダブルス、日本は予選リーグ敗退決定 悲願の五輪初出場ならず…【世界最終予選】
  7. 心を磨き、手をいたわる。ニチバン×増上寺「親子で年末大掃除体験」開催レポート
  8. イマドキ職場忘年会は「本格マッサージ付」や「子連れ参加OK」も【THE TIME,】
  9. 枕を支えに毛づくろいしていた猫→『毛布』をかけてみると…まさかの光景が15万いいね「前世は人間?」「赤ちゃんみたいw」とSNSで反響
  10. 【赤坂・個室サウナ火災】SOS届かず…非常用ボタンの受信盤”電源オフ”に 店オーナー「電源入れたことない」 個室サウナ増に専門家「ルール見直し必要」【news23】
  11. ネコがいないと思ったら・・。『大将やってる?』のノリで登場した時の様子が話題に「ウチ6時からなんです〜」「今日、いいマグロある?」
  12. 晴れエリア拡大 大掃除日和 北・東日本は空気ヒンヤリ