猫は『男の子』と『女の子』で性格が違う?それぞれの特徴と喜ぶ接し方
猫のオスとメスでは、一般的に性格に違いがあると言われています。甘えん坊な男の子、ツンデレな女の子など、よく聞かれる性格差は本当なのでしょうか?今回は、それぞれの性別に見られる特徴的な性格傾向を解説していきます。
「男の子」の猫の性格と接し方

活発で甘え上手、好奇心も旺盛!
一般的に、男の子の猫は甘えん坊で人懐っこい性格を持つ傾向があります。飼い主によくスリスリと体を擦り付けたり、膝の上でゴロゴロと喉を鳴らしたりするなど、愛情表現が豊かな子が多いです。
また、遊び好きで活発な一面があり、おもちゃで積極的に遊ぶことを好みます。好奇心も旺盛で、新しいものや動くものにすぐに興味を示し、探検したがる傾向も強いでしょう。
単純で素直な性格の子が多く、遊びに誘うと喜んでくれることが多いです。猫じゃらしやレーザーポインターなど、獲物を追いかけるような遊びは猫の狩猟本能を刺激し、満足感を与えます。
おすすめのスキンシップ
個体差はありますが、適切な信頼関係を築けていれば適度なスキンシップも大好きな子が多いです。優しく撫でたり、抱っこしたりすることで、愛情を感じ、安心感を覚えるでしょう。
ただし、しつこく触りすぎると嫌がることもあるので、猫の様子を見ながら行ってください。声かけも重要で、優しいトーンで話しかけることで、より信頼関係を深めることができます。
おすすめの遊ばせ方
具体的な遊び方の例としては、猫じゃらしをさまざまな動きでユラユラと動かし、猫に追いかけさせる遊びが大好きです。猫じゃらしを持ち上げてジャンプさせたり、隠したりすることで、よりリアルな動きを出すことができるので、狩猟本能を刺激できます。
ボールを転がして追いかけさせたり、おもちゃのネズミなどを追いかけさせるのも良いでしょう。遊びの後には、獲物としておやつを与えたり、優しく撫でてあげたりすることで、遊びの時間をポジティブな経験として結びつけることができます。また、体を動かして遊べるので体力の発散にもつながります。
「女の子」の猫の性格と接し方

慎重でマイペース、気分屋な一面も
女の子の猫は、男の子に比べて臆病で慎重な性格を持つ傾向があります。ベタベタと甘えることを好まず、自分のペースで過ごすことを好む子が多いでしょう。
警戒心が強く、見知らぬ人や環境の変化に敏感に反応することがあります。しかし、信頼関係を築いた飼い主には積極的に愛情を示すこともあり、控えめながらも寄り添っていたり、静かに見守っていたりすることがあります。
気分屋な一面もあり、触られたい時とそうでない時がはっきりしていることも特徴です。
おすすめのスキンシップ
女の子の猫が喜びやすい接し方としては、穏やかで優しい関わり方を心がけることが大切です。無理に抱っこしたり、追いかけたりすると嫌がられる可能性があります。
そっと撫でたり、落ち着いた声で話しかけたりするなど、控えめな愛情表現を好むことが多いです。パーソナルスペースを尊重し、猫のペースに合わせたコミュニケーションを心がけましょう。ひとりを好む子もいるため、適度な距離感を保つことも意識しましょう。
おすすめの遊ばせ方
具体的な遊び方の例としては、知的好奇心をくすぐるような遊びやひとりで楽しめるおもちゃを好むことがあります。小さいボールやぬいぐるみなどをそっと転がしてあげたり、 おやつを探させるような知育玩具などを与えるのも良いでしょう。
また、高い場所に登るのを好む子もいるため、キャットタワーなどを設置して、隠れ場所を確保できるようにすることも大切です。無理に触ったりせず、猫が自分から近づいてくるのを待つ姿勢が重要です。
性格の違いは個体差も大きい

猫の性格は、一般的に性別による傾向が見られるものの、その差はあくまで統計的なものであり、個体差が非常に大きいという点を理解しておきましょう。
同じ性別であっても、育った環境、遺伝的要因、過去の経験、飼い主さんとの信頼関係など、さまざまな要因によって性格は大きく異なります。
我が家には2匹の「女の子」がいますが、下の子は男の子の特徴の方が当てはまります。
飼い主が愛猫とより良い関係を築くためには、性別による一般的な特徴を参考にするだけでなく、目の前にいる猫1匹1匹の個性を大切にしてあげてください。
夢中になる遊び、嫌がる触り方、喜ぶ声のトーンなど、個々の猫の反応を見ながら、その猫にとって心地よい接し方を見つけていくことが大切です。無理強いせず、猫の意思を尊重することで、より深い信頼関係を築くことができるでしょう。
性別の枠にとらわれず、愛猫唯一の個性を受け入れ、愛情深く接することが、猫との幸せな暮らしのカギとなります。
まとめ

猫にも性別によって特徴があると言われていますが、あくまでも「傾向」です。
男の子だから、女の子だからと枠にとらわれるのではなく、愛猫が何を喜び、何を嫌うのかについて向き合ってあげるようにしましょう。
どのような性格であっても、愛猫が大切な存在であることに変わりはありません。それぞれに合った接し方を探していくようにしてくださいね。
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