愛猫を『触ったら引っかかれた』ときの猫の言い分3選 触り方やタイミングが悪いかも?

2025-06-12 17:00

撫でられて気持ち良さそうにしていたのに、愛猫から急に引っかかれる―そんな苦々しいハプニングは、猫飼いさんなら一度は通る道かもしれません。いったい猫はなぜ突然、豹変してしまうのか?まずは、猫たちの言い分を聞いてみましょう。今回は、3つの視点に分けて解説します。

1.時間が長い!

触られて怒る茶トラ猫

飼い主さんにやさしく撫でられることは、愛猫にとってお気に入りの時間であり、至福のひとときです。しかし、あまりにもしつこ過ぎると嫌になって、噛みついたり、引っ掻いたり、逃げ出そうとしたり、急に攻撃的な行動に出ます。

上記の豹変ぶりを専門用語では「愛撫誘発性攻撃運動」と呼ばれています。あまりにも唐突過ぎて、飼い主さんは「反抗期…!」と驚いてしまう行動かもしれません。意味するところは、愛猫からの「いい加減にしろ!」というツッコミのようなものです。

猫にはそれぞれに満足度をはかる目盛りがあって、いくら気持ち良くても、限界値を超えると、ただの苦痛へと転じます。おそらく、身体的拘束を含め、自分の自由を奪われたような気になるのでしょう。

「愛撫誘発性攻撃運動」の前兆としては、主に「しっぽを左右にパタパタと振る」が挙げられます。いかにも不機嫌といった調子なので、飼い始めの方にもわかりやすい変化かもしれません。

愛猫がスキンシップ中にパタパタとしっぽを振り始めたら、「終了!」のサインです。身の安全を守るためにも、愛猫からの反撃を食らう前に、飼い主さんは潔く撤収するようにしましょう。

2.タッチの強さと触る場所がイマイチ!

激怒した猫

猫の多くは、やさしいタッチのスキンシップが大好きです。反対に、ガシガシと力を入れ過ぎたり、あるいは、乱暴な手つきだったりすると、遠慮なく飼い主さんを引っ掻いて、あからさまに拒否の意志を示します。

スキンシップ時の力の入れ加減は、猫同士で交わすグルーミングぐらいが目安です。指の腹でソフトに、たとえば愛猫の頭から背中にかけて撫でてあげると、目を細めつつ、とても気持ち良さそうにしてくれます。

ただし、ナデナデ好きの猫であっても、絶対に触って欲しくない場所があるので、見極めが肝心です。個体差はありますが、猫が嫌いがちなのはお腹やしっぽで、どちらも急所であるために、無造作に触られると、ただちに怒りのスイッチが入ります。

この他にも、前脚や後ろ足も、多くの猫から「触るなキケン!」に指定されているエリアです。安易にさわさわすれば、ノックアウト級の猫パンチが飛んでくるかもしれません。

あくまでシルキー・タッチで、毛並みに沿って撫でてあげると、愛猫はつかの間の夢心地に浸れるはずです。

3.シーンやタイミングをわきまえてない!

猫パンチする猫

愛猫を触るときに注意したいのは、シーンやタイミングをちゃんとわきまえることです。たとえ飼い主さんがゴッド・ハンドの持ち主であっても、時と場面がバッチリ合わなければ、「愛撫誘発性攻撃運動」を全開に引き出してしまう可能性があります。

とりわけ、猫が邪魔して欲しくないのは、「食事中」と「睡眠中」です。食事も睡眠も、猫にとって生活の根幹をなす習慣であり、落ち着いた状態がベスト、と常に考えています。

そんなときに、「さわさわしたい…とにかくさわさわしたい!」と募るナデ欲を抑えきれず、飼い主さんがヘンに手を出してしまうと、卓球の金メダリストのように、愛猫からドライブのかかった鋭いリターン(猫パンチ)が返ってきます。

うっかりタッチが流血の惨事になっては、話になりません。

愛猫を撫でる際は、飼い主エチケットとして「食事中」と「睡眠中」を外し、あらかじめ様子や機嫌を見定めてから、自慢のテクを存分に発揮してみてください。

まとめ

パソコンデスク前で撫でられる茶トラ猫

ありがたい説法でも、あまりにも長く続くと、イライラしてきて、内容も入ってこず、あげくに退屈して眠りこけてしまいます。物事の要は、ちょうど良い程度とタイミングです。

今回は、撫でられている最中に、なぜ愛猫はいきなり引っ掻いてくるのか、その謎について迫りました。

猫たちの言い分では、飼い主さんのスキンシップ問題に関して、「かける時間」や「力加減や触る場所」「タイミング」の面で不備があると、どうやらクレーム対象になるようです。

本文で紹介した内容をヒントに、愛猫を撫でる際は、ほどよいタイミングで切り上げることを心がけてみてください。

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