バレー荒木絵里香さん準決勝は「楽しみしかない」27日の相手はブラジルかドイツ【ネーションズリーグ】

バレーボールのネーションズリーグ、日本時間25日にポーランドで行われた女子準々決勝で日本（世界ランク4位）はトルコ（同6位）にフルセットの末、勝利した。解説を務めた元日本代表の荒木絵里香さん（40）に試合の振り返りと次戦の見どころを聞いた。※世界ランキングは日本戦終了時点

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南波雅俊TBSアナウンサー：
いやー荒木さん。ちょっとね、ドキドキしたんですけど勝ちました！

荒木さん：
まだバクバクしてます。

南波アナ：
バクバクしてますよね。第1セット取っていけるじゃんって思って、でも第2セットを取られてもうミドルブロッカーバンバン使われて。

荒木さん：
ブロックに捕まりましたしね。

南波アナ：
捕まりましたし…3セット取ってまたいけるじゃんと思いながら喋ったら今度は第4セット…

荒木さん：
もう一喜一憂。

南波アナ：
本当に一喜一憂でした。荒木さんも中継なんでね、映像映ってなかったですけど結構喜んで、私もこんなんしながら（大きくガッツポーズ）実況しました。

荒木さん：
結構動き大きかったですね（笑）

南波アナ：
いやーでも、改めて振り返りますと今日荒木さんが中継の中では、サーブがポイントだというふうにおっしゃってて、そこは一貫して本当に今日試合のポイントになったんじゃないかなというふうに感じたんですけど、全体振り返っていかがですか。

荒木さん：
本当にサーブがキーでしたよね。最初の流れを作ったのも石川（真佑）選手のサービスエースでしたし、途中やられてしまったのもトルコのサーブにやられて劣勢になってしまっていたので、そこからブロックに捕まるって展開だったので。やっぱりそこから取り返せたのは自分たちがハードサーブを打てたっていうところでしたよね。

南波アナ：
あのトルコの18番のミドルブロッカー（ギュネシ選手）のサーブ、ここに日本かなり苦しめられましたよね。

荒木さん：
ギュネシ。良いサーブでしたね～。

南波アナ：
結構高さなんですか。

荒木さん：
そうなんですよ。高低差、198cm！もう2mですね。から打ち落とされるサーブっていうのはやはり日本選手も取り慣れてないですし、すごく満たされましたね。

南波アナ：
何とかファイナルセットまでもつれ込んで、ファイナルセットのときにその中継では荒木さんがそのサーブポイントと、あとバルガスに一発で決めさせないことだとそれを体現してましたね。

荒木さん：
そうですね。あのブロックディフェンスで繋いで何度も打たせる場面であったり、最後は島村（春世）選手。

南波アナ：いやあすごかった！

荒木さん：止めましたからね

南波アナ：止めましたよ、ブロックポイント。

荒木さん：大きな1点でしたねあれは。

南波アナ：
サーブの話に最後戻ると、スタートの流れを作ったのも石川のサーブ。そして試合を決め切ったのを、石川選手のサービスエースという。

荒木さん：
さすがでしたね。戦い方をもう知ってる。素晴らしい活躍でした。

南波アナ：
これで日本は準決勝進出、2大会連続のメダルに王手と次勝てば確定、また銀メダル以上確定ということになる試合ですけど、ブラジルなのか、ドイツなのか。

荒木さん：
もう1回ブラジルとやりたいですね。

南波アナ：
ちょうどね、日本ラウンドの千葉ポートアリーナで古賀紗理那さんも含めて、実況解説やらせていただいたんですけど、悔しかったですね。

荒木さん：
結構ボコボコにやられましたね。

南波アナ：
セットカウント3ー0。

荒木さん：
リベンジしたい。

南波アナ：
そのブラジルに気が早いんですけど、もしこれ勝てば決勝イタリアがポーランドでイタリアにはフルセットで敗れましたがポーランドには予選ラウンドで勝ってますんで本当に初の金っていうところも見えてくる可能性があります。

荒木さん：
見えてきますよね。昨年は準決勝でブラジルに勝ったんですよ。

南波アナ：
イタリアに負けたんですよ。ある意味、またね。ブラジルにはこれある意味、予選ラウンドのリベンジで決勝はイタリアがきたら、去年のリベンジっていうことで見どころたっぷりじゃないすか。

荒木さん：楽しみしかない。はい、

南波アナ：
全部荒木さん解説ということでしたよね？

荒木さん：
もう喋り続けます（笑）

南波アナ：
ぜひとも注目の試合をこれからも楽しみにしていてください。ありがとうございました。

荒木さん：
ありがとうございました。頑張れ日本！