猫が一生懸命『お尻をフリフリしている』ときの4つの理由 かわいい仕草の裏にはハンターの顔が!

2025-07-30 17:00

愛猫が地面に張り付くように体勢を低くし、緊張した面持ちで長い胴体をうねらせながらお尻を左右にフリフリする様子を目にしたことがあるのではないでしょうか。SNSなどでも多くの猫たちがお尻を左右に振っている動画がアップされています。私たちにはかわいらしく見えるこの行動に隠されている、猫のハンターとしての顔をご紹介します。

猫は生まれながらの名ハンター

鳥を咥えて歩く野猫

ネコ科と言えば、ライオン、トラ、ヒョウ、チーターなど、いずれも狩の能力に優れている動物ばかりです。リビアヤマネコを祖先とし、私たち人間と一緒に暮らすことを選んだ現代のイエネコは、狩をする必要がなくなりましたが狩猟本能を捨ててはいません。

SNS等ではかわいいと評判を呼んでいる「猫がお尻を左右にフリフリと振る仕草」は、実はこの狩猟本能から引き出された行為です。それでは、猫のお尻フリフリにはどのような理由があるのかについて、考えられている諸説を解説します。

猫がお尻をフリフリしているときの理由

獲物に狙いを定める猫

1.準備運動

犬は、逃げる獲物を追いかけるという、持久力を活かした狩のスタイルを得意としています。しかし猫は、物陰に隠れて獲物を待ち伏せ、適度な距離にまで近づいてきたら飛びかかって捕まえるという、瞬発力を活かしたスタイルを得意としています。

待ち伏せをしている間はじっと体を固くしているため、必要なタイミングで瞬発力を発揮できるよう、待ち伏せ中の準備運動としてお尻を左右に振るのだと考えられています。

2.集中力を高める

持久力のない猫は、持っている身体能力をフルに活用し、短時間で決着をつける必要があります。待ち伏せをしながら、視力、嗅覚、聴力を近付いてくる獲物に向け、お尻を左右に振りながら集中力を高めているのだとも考えられます。

3.タイミングを計る

固まった体を準備運動でほぐし、集中力を高めても、獲物に飛び掛かるタイミングを間違えてしまうと狩は失敗してしまいます。お尻を左右に振りながら、獲物に飛び掛かる最適なタイミングを計っているとも考えられています。

4.勢いをつける

猫のジャンプ力は優れた武器の一つです。そのため、後ろ足の筋肉が非常に発達しています。しかし、さらに勢いをつけるために、お尻を左右に振りながら、猫は後ろ足の爪を出し、飛び掛かる瞬間に備えていると言われています。爪を地面に食い込ませることで、短距離選手がスタートする際のスパイクのような役割を果たしているのです。

愛猫のお尻フリフリが見られるシーン

窓の外の鳥を見つめる猫たち

獲物を狙っているとき

猫のお尻フリフリは、狩のための行動です。しかし、愛猫と一緒におもちゃで遊んでいるときに、猫がお尻を左右に振る姿を目にしたことがあるかもしれません。

狩猟本能を祖先からそのまま引き継いでいる猫にとって、今でも最も興味を引く行為は狩です。そのため、飼い主さんが操るおもちゃを獲物に見立てて、狩の様子を再現する遊びが大好きなのです。猫は狩の時と同じようにお尻を左右に振り、おもちゃに飛びかかっていくのです。

木の枝などに止まった鳥を見て

窓から外の様子を眺めるのが好きな猫はたくさんいます。特に2階以上の部屋だと、ベランダの手すりや木の枝に止まっている鳥の様子がよく見えることでしょう。

猫は、窓の向こうにいる鳥に焦点を合わせ、独特な「カッカッカッカッカッ」という声を出しながらお尻をフリフリさせることがあります。これも、猫が鳥を狙っている行動だと考えられています。

飼い主を待ち伏せしているとき

物陰に隠れた猫が、左右にお尻を振った後に飼い主さんに向かって飛びかかってくることがあるかもしれません。これは、目の前をパタパタと通過する飼い主さんの足やひらひらと動いている手を獲物に見立てて、猫が狩りごっこをしているのだと考えられます。

遊びの時間が足りなくなると、猫は飼い主さんの手足を獲物に見立てて、狩りごっこを始めることがあるのです。人の手や足を引っ掻いたり噛みついたりする可能性があるため、人の手や足を獲物に見立てて遊ばせないようにしましょう。愛猫と、1回10分程度の遊びを1日に複数回行う時間を作りましょう。食事前に遊ぶのが理想的です。

まとめ

おもちゃに狙いを定める猫

猫にはあまり運動をさせる必要がないと思っている方もいるようです。しかし猫にも、運動欲求もあれば狩猟本能もあります。これらが満たされないと、それが原因となり猫はストレスを溜め、心身に不調をきたすこともあります。

忙しい飼い主さんも、愛猫からお尻フリフリの動作を引き出せるくらい上手におもちゃを操り、愛猫に狩りごっこを満喫させてあげましょう。

関連記事

『飯が冷める』帰宅した飼い主さんの膝の上で、猫が…微笑ましすぎる光景に2万7000いいね「大好きなんだね」「とっても幸せそう」
『ずっと寝たきりの状態だった保護猫』が、突然……思わず目を疑った『まさかの瞬間』に感動の声続出「涙がでた」「奇跡は起きるんだね」
「か、可愛すぎる…!w」穴から顔を出す黒猫→指を近づけたら…悶絶必至の『たまらない瞬間』が262万再生「パンチしてくるかと思ったらw」
猫が口を半開きにする4つの理由
超ミニボウルにスッポリと入っていた『小さな子猫』が、現在……驚きのビフォーアフターに1万いいね「大きくなったw」「あっという間だね」

  1. 家の中から『視線』を感じて…見てみた結果→猫がしていた『まさかの行動』に2万いいね「ニャルソック専用の穴w」「かなりビビる」
  2. 猫の命に関わる『やりっぱなし行動』3つ トラブルの危険性や注意すべき理由も解説
  3. 『太りやすい』犬種5選 肥満が引き起こす危険な症状や改善すべき生活習慣まで
  4. 目標の6倍超も!単なる“資金調達”から進化する「クラファン」 “仲間作り”や“市場調査”の役割担う【Nスタ解説】
  5. 生まれて初めて『階段』を利用した黒猫→あまりにも綺麗すぎる姿勢に「モデルさんみたい」「ほんとにスタイルいいね」とSNSで反響
  6. 【 ALS闘病 】声優・津久井教生さん「右手の中指の先が完全に動かなくなりました…」 生活を支えた身体の一部に感謝の言葉「今までありがとう~♪」【 ニャンちゅう 】
  7. 猫が『机の上にある物』を落としたがる理由4つ 意外な心理や取るべき対処法も解説
  8. 犬が『やめてほしい』ときにみせるサイン4選 愛犬との信頼関係が崩壊する飼い主の行動とは?
  9. 生まれつき『前足』がない保護犬→大切に育てた結果…勇気を貰える『ハンデを感じさせない現在』に反響「パワー貰った」「まるで天使みたい」
  10. 「盗撮カメラ発見器」小中学校などにきょうから配備 水戸市 “レンズに反射”“電磁波検知”で発見 学校内の盗撮事件が全国で相次ぎ市内でも
  1. 同じ寿司店で『計24人発症』 2か月連続「ノロウイルス」集団食中毒 当分の間【営業禁止】処分
  2. 横浜市で重機が川に転落 運転手の60歳男性が搬送先の病院で死亡 警察は原因を捜査
  3. 沖縄・名護市で船が転覆 修学旅行中の高校生含む2人が死亡 平和学習でボートに 観光客などへ現場案内 辺野古移設抗議にも使用の船2隻
  4. 「スプリンクラーなかった」韓国・カプセルホテル火災 日本人親子の母親が意識不明の重体に ソウル中心部・明洞近く 市など緊急安全点検
  5. トランプ大統領の“船舶護衛”期待に中国外務省は艦船派遣を明言せず 日本や中国などに対するホルムズ海峡での護衛協力の求めに対し
  6. 関東初!「イオンの駅ビル」誕生 千葉・津田沼のヨーカドー跡地で「AIコスメ体験」も…かつての“小売り激戦地”で再攻勢
  7. 原油不足=ガソリンだけじゃない…化学製品のもと「ナフサ」不足で“生活全般に打撃” ホルムズ海峡封鎖めぐり4年ぶり石油備蓄放出
  8. アイドルグループ【 にっぽん!真骨頂 】 鈴木かのんが「重大な規約違反」で即日脱退 「ファンの方との私的交友など複数の重大な規約違反行為が発覚」で処分
  9. 2023年に交際相手の女性を殺害・遺体を山梨県内の山林に遺棄した罪 男に懲役22年判決 東京地裁
  10. 「日本には豊富な原油備蓄量」ベトナム政府が日本・韓国に“原油確保”支援を要請 中東情勢めぐりエネルギー供給リスク拡大
  11. 教職課程ある大学の14%が“違法状態” 児童生徒への性暴力について学ぶ機会設けず
  12. 「盗撮カメラ発見器」小中学校などにきょうから配備 水戸市 “レンズに反射”“電磁波検知”で発見 学校内の盗撮事件が全国で相次ぎ市内でも