男子日本代表はベスト8 ⼭村宏太さん「いろんな収穫があった」9月の世界バレーへ「チームを信じて成長してほしい」【ネーションズリーグ】

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2025-08-01 12:09
男子日本代表はベスト8 ⼭村宏太さん「いろんな収穫があった」9月の世界バレーへ「チームを信じて成長してほしい」【ネーションズリーグ】

バレーボール・ネーションズリーグ男子決勝ラウンドの準々決勝が31日(日本時間)、中国・寧波で行われ、日本(世界ランク5位)はポーランド(同1位)に0ー3(23ー25、24ー26、12ー25)で敗れ準々決勝敗退。3大会連続の表彰台には届かなかった。この試合の解説を務めた元日本代表の⼭村宏太さん(44)に、試合の振り返りと世界バレー(女子8月23日~男子9月13日~)の見どころを聞いた(※世界ランキングは日本戦終了時点)。

【一覧】バレーボール2025年度日本代表選手&『ネーションズリーグ』日程

新タ悦男TBSアナウンサー:
男子のネーションズリーグが終わってしまったということになりましたけれども。

山村さん:
残念ですね終わってしまって、本当に僕、楽しみに見てたんで。これから1か月ちょっとバレーボールが見れないと思うと、ちょっと残念です。

新タアナ:
予選ラウンドから非常に日本の形というのも見られていて、また進化をしているなという部分もあったと思うんですけども、改めて全体を振り返っていかがですか。

山村さん:
若手であったり、悔しい思いをした選手たちの躍動が光った大会だったなというふうに思いましたし、石川(祐希)キャプテン、(髙橋)藍くんの合流組もいい仕事をしてましたからね、日本でも非常に盛り上がりましたし、そういった意味ではいろんな収穫があったVNLになったかなと僕は思っています。

新タアナ:
そしてこの決勝トーナメント、ノックアウト方式になるわけですけども、やっぱりこのトーナメント制になってくるとギアがぐっと一気に上がってきますね。

山村さん:
海外の強豪国はノックアウト方式に非常に慣れているので、戦い方もやっぱりうまいですよね。過去2大会、日本もメダル取れたので、そこまでの戦い方を覚えて知っているとは思うんですけど、ポーランドの方が一枚上手だったと言わざるを得ないかなと思っています。

新タアナ:
過去の2大会はいずれも勝ち上がりがランキング下位のチームに勝って、準決勝であったり決勝まで行ってたわけですよね。

山村さん:
そういった組み合わせの運も当然あるんですけど、初戦からポーランド、世界一と戦わなければいけないシーン、今後も出てくると思うので、今後はそこに勝って最後、オリンピックでメダルっていう大きな目標だと思うので、勝たなければいけない壁ですからね。

新タアナ:
オリンピックでメダルを狙うとなると、トーナメントに入ったときに、絶対どこかで世界のトップ5と当たるわけですよね。それをを勝ち切らなきゃいけないわけですから。

山村さん:
各国ごとに特徴が変わってくるので、その準備をするっていうのは大変なので、日本らしさをさらに磨きをかけてブラッシュアップして、どことやっても戦える、そのシステムやチームワークを作っていかなければいけない。これから残りの期間、世界バレーを使って、最後に勝てばいいので。もちろん世界バレーも勝って欲しいんですけど、そこまでに成長していけるかどうかが各国に問われているので、その一番最初のVNL、非常に楽しめました、僕は。

新タアナ:
今後の世界バレーに向けて山村さんが考える日本らしい戦い方。どういうところなんでしょう。

山村さん:
今日でいうと石川キャプテンも言ってましたけど、被ブロックが増えてしまっていうのが、今日の敗因、間違いないと思うので、この被ブロックをチーム全体として落としていきながら決定率・効果率を下げないっていうのが大きな課題になってくると思うので、まずはセッターとのコンビネーション。まだティリ監督もおそらく永露(元稀)選手、大宅(真樹)選手っていうところで悩んでいると思いますし、ここの精度を高めることができたら日本は十分戦える。またはブロックフォローであったり、まだまだ間に落ちている関係性のところも、まだ完成してないので、そういう意味では伸びしろがあると、僕は見えたんですよ。

新タアナ:
できるプレーというのはあったわけで、第1セットの入りなんかは、本当にリバウンドを取って攻めて、もう1回取って攻めて決めるっていうシーンがありましたよね。ああいう形ですよね。

山村さん:
あの我慢を繰り返しながら、最後20点以降に相手のミスを誘って一歩リードするとか、日本の強いサーブでエースを取る。または崩してブロック、フロアディフェンス、点数に繋げていくという日本の戦い方なので、間違いなく悪いところはあったにせよ、いいところもたくさんあったと思います。

新タアナ:
自分たちを信じるチームを作るという、(ロラン)ティリ監督の言葉がちょっと響きましたけど。

山村さん:
そうですね。疑ってしまうのは簡単なんですけど信じるって本当に難しいことなので、人を疑わずチームを信じて成長してほしいと思います。

新タアナ:
やりきることがどれだけ大事かということですね。そこに期待して9月。

山村さん:
楽しみにしましょう。

新タアナ:
女子は8月の23日!

山村さん:
僕、女子も見てるんで楽しみです。

新タアナ:
私も見てますから楽しみですよね。また眠れない日々が続きますけど、ぜひ日本代表を。

山村さん:
応援しましょう。

新タアナ:
応援していきましょう。

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