猫の飼い主さんが『健気だな』と感じる愛猫の行動4選 控えめだったり優しかったり…本心は?
猫と暮らしていると、ふとした瞬間に「なんて健気なんだろう」と胸を打たれることがあります。言葉を話さない猫ですが、その仕草や行動には、飼い主さんへの想いや信頼がにじみ出ています。今回は、猫の飼い主さんが思わず心を温められる健気な行動を4つご紹介します。
1.お出迎え

猫の健気な行動として、まず挙げられるのが帰宅した飼い主さんを玄関までお出迎えする行動。玄関のドアを開けると、すぐに「おかえり」と言わんばかりに駆け寄ってくる猫。
小さな足音が近づくたび、飼い主さんの疲れも一気に吹き飛ぶはずです。中には、玄関マットの上でじっと座り、扉が開くのをじっと待っている子もいます。
しっぽを高くして近づくのは、猫にとっての最大限の「うれしいサイン」。帰宅を全身で喜んでくれる姿に、「健気だなぁ」と思わず笑みがこぼれます。玄関で待ってくれている猫たちのためにも、早く帰ろう!と思われる方も多いはずです。
2.元気がないとき寄り添う

落ち込んでソファに座っていると、いつの間にか隣にやってきて座り込む猫を見たことがある方も多いはず。ときには膝の上に乗り、喉をゴロゴロ鳴らしてくれることもあります。
猫は飼い主さんの声のトーンや表情の変化を敏感に感じ取り、必要以上に騒がず、ただそっと寄り添います。その優しさは、「何も言わなくてもそばにいるよ」というメッセージみたい。ツラい日も、猫の温もりを感じると疲れた心がゆっくりほどけていくはずです。
3.ドアの前で出待ち

お風呂やトイレに行くと、ドアの前に座り込み、じっと待っている猫もいます。「ニャー」と短く鳴き、早く出てきてほしいと訴えることもあります。
扉の向こう側から聞こえる小さな鳴き声や、隙間から見える影は、飼い主さんへの強い関心の表れ。ドアを開けた瞬間に「やっと会えた!」とばかりに顔をのぞかせる姿は、まるで子どもが親を待っているようで、微笑ましい気持ちになります。こんなに可愛いと、お風呂やトイレでゆっくりするのは難しそうですね。
4.足にすり寄る

料理をしているときや、部屋を移動しているとき、猫がすりっと体をこすりつけることもあります。これは自分の匂いをつけて「これは私の大事な人」とマーキングする意味があると言われています。その他にも、甘えや愛情表現の意味も。
特に、しっぽを立てながら足に絡みつくようにすり寄ってくるときは、「もっと構ってほしい」「一緒にいたい」という気持ちが強い証拠。時間が許す限り猫の相手をしてあげましょう。
まとめ

猫の可愛くて健気な行動は、心を打つものばかりです。そのどれもが、猫なりの「大好き」を全身で表現しています。今回の記事を参考に、猫が健気な行動をしていないか観察してみてはいかがでしょうか。きっと心が癒されるはずですよ。
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