スーパーの自動ドアの前にはひとり座って鳴いている子猫が…。空腹の限界を迎えた子猫がお腹を満たすために取った行動を見て、涙する人が相次いでいます。
スーパーの入口で発見した1匹の子猫。ご飯がなく、空腹の限界を迎えた子猫が食べていたのは…?外暮らしで直面する過酷な状況に涙する人が続出し、話題を呼んでいます。
注目を集めている今回の投稿は記事執筆時点で39万再生を超え、「生きようとする無邪気さに泣けてくる」「どんなに心細かったか」など多くのコメントが寄せられることとなりました。
スーパーで出会った小さな子猫
日々、猫の保護活動を行っている夫婦が運営するYouTubeチャンネル「にこねこ【保護猫の保育園】」に、偶然出会った子猫を保護する様子が投稿されました。
ある日、保護猫たちのお世話がひと段落してお腹がすいたにこパパさんの提案で、にこママさんと一緒に近くのスーパーに買い出しに行くことになったといいます。入口にある自動ドアの前に目をやると、1匹の子猫がぽつんと座って鳴いていたのだそうです。

ご飯をもらいに来たのかもしれない

まだ生まれて数ヶ月ほどのよう

そこまで怖がってはいないようです
飢えを凌ぐために虫を食べていた
子猫の近くに家族はいなかったようで、遊びたいのかお腹が空いているのか、夫婦のそばから離れようとしなかったといいます。見かねたにこママが捕獲機を取りに戻っている間、子猫は蛾を狩ってじゃれつき、弱ったところを「ウマイウマイ」と声を発しながら完食したのだそうです。

にこパパさんの周りをウロウロ

触れられそうな距離だけど…
外暮らしの猫にとって、虫は空腹を満たしてくれて貴重なタンパク源にもなります。しかし、小さな子猫がご飯を満足に与えてもらえずに虫を食べながら生活していると考えると、心がギュッと痛む思いです。
子猫はにこパパさんを若干警戒していたようですが、近づいては離れてを繰り返しながらも捕獲機に誘導、何とか保護することができたといいます。

手が怖いみたい

なんとか保護できた
たくさん甘えるとんぼちゃん
「とんぼ」ちゃんと名付けられた子猫は、他の保護猫たちも暮らす『にこねこ保育園』に入園することに。早くに母猫と別れてしまった影響もあってか、にこママさんに抱っこされたとんぼちゃんは赤ちゃんがえりをして、夢中になって甘えていたのだそうです。

ウェットフードはごちそう!

とんぼちゃん、存分に甘えてね
運よく家猫としての猫生を歩み始めたとんぼちゃん。同じくにこねこ保育園に入園中の子猫「うみ」ちゃんとの出会いもあり、少しずつ子猫らしい生活を送れるようになっているといいます。

仲良しのお友達もできました
投稿には、「蛾をうまいうまいなんて食べるなんて涙が出ました」「一心にチュパチュパして、甘える姿に涙がこぼれました。」「とっても可愛いお目々キラキラのトンボちゃん、あなたは強運の持ち主だね!」「“縁”って不思議ですね。」といったコメントが集まりました。
『にこねこ保育園』には、とんぼちゃん保護の前後でも子猫の入園が相次いでいるようで、YouTubeチャンネル「にこねこ【保護猫の保育園】」上で保護の様子を見ることができます。
写真・動画提供:YouTubeチャンネル「にこねこ【保護猫の保育園】」さま
執筆:曽田恵音
編集:ねこちゃんホンポニュース編集部
※本記事は投稿者さまの許可を得て掲載しております。
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