飼い主が『誤解しやすい』猫の仕草6選 行動の意味や愛猫が抱えている本音も

2026-01-12 20:20

猫の仕草はとても表情豊かで、見ているだけでも癒されますよね。でもその行動、実はあなたが思っている意味と違うかもしれません。「甘えてるのかな?」と思ったら実は「やめて」のサインだったり、「ご機嫌そう」と感じたのに実は不機嫌だったり……。この記事では、飼い主が誤解しやすい猫の仕草を6つ紹介し、そこに隠された猫の本音や気持ちを解説します。

飼い主が『誤解しやすい』猫の仕草6選

ヘソ天で寝る猫

猫の行動は一見わかりやすく見えて、実は人が思っている意味とは違うことがよくあります。
とくに犬と同じように解釈してしまうと、真逆のサインを読み取ってしまうことも。

ここでは、飼い主が誤解しやすい猫の仕草と、本当の意味を紹介します。

1.お腹を見せてゴロンとする

  • 誤解しがちな意味: 「撫でてほしい」「完全に甘えている」
  • 実際の意味に近い解釈: 「かまって」「遊びに誘っている」のサイン

お腹を見せるのは信頼の表れではありますが、「触っていいよ」という意味ではありません。多くの猫はお腹を触られると反射的に蹴ったり噛んだりするため、無理に撫でるのはNGです。

2.しっぽをブンブン振る

  • 誤解しがちな意味: 「ご機嫌」「うれしい」
  • 実際の意味に近い解釈: 猫のしっぽ振りは、イライラや不快感を示すことが多い

強くバシバシと床を叩くようなら「もうやめて」「触らないで」のサイン。犬とは正反対の意味なので注意が必要です。

3.スリスリ体をこすりつける

  • 誤解しがちな意味: 「甘えている」「大好き!」
  • 実際の意味に近い解釈: 猫のスリスリは、頬の臭腺を使ったマーキング行動

「ここは自分の場所」「あなたは自分の仲間」と示している行動で、愛情も含まれていますが、それ以上に“縄張り意識”や“要求”の意味が強いこともあります。

4.人の物を落とす・机の上を荒らす

  • 誤解しがちな意味: 「いたずらして困らせようとしている」「反抗している」
  • 実際の意味に近い解釈: 落ちる物への興味や、狩猟本能が関係

「落とすと飼い主が反応する」と学習している場合も多く、退屈や刺激不足のサインであることも。叱るより、遊びや環境の工夫で解決するのが効果的です。

5.ゴロゴロと喉を鳴らす

  • 誤解しがちな意味: 「いつでも幸せ」「ご機嫌の証」
  • 実際の意味に近い解釈: 痛みや不安があるときにもゴロゴロ鳴らすことがある

「自分を落ち着かせよう」として鳴らすケースもあるため、元気や食欲がないときのゴロゴロは注意が必要です。

6.叱ったあとに急にスリスリしてくる

  • 誤解しがちな意味: 「謝っている」「ご機嫌をとっている」
  • 実際の意味に近い解釈: 緊張やストレスを落ち着かせる“転位行動”

叱られた後のスリスリや毛づくろいは、「ごめんね」ではなく“自分を落ち着けている”行動。叱りすぎた場合は、距離を取って静かにしてあげる方が安心します。

猫の仕草を正しく理解するためのポイント

窓枠でスリスリするベンガル猫

猫の行動は一つひとつに意味がありますが、その“意味”は状況や気分によって変化します。たとえば、同じ「スリスリ」でも「甘えたいとき」と「不安を落ち着かせたいとき」ではまったく違う感情が隠れていることも。

大切なのは、単独の仕草ではなく“組み合わせ”で読むことです。耳の角度、しっぽの振り方、瞳の開き具合、鳴き方などを合わせて観察することで、より正確に気持ちをつかむことができます。

また、その場の状況や猫の性格も大きく影響します。同じ行動をしても、初対面の人には警戒のサイン、自分の飼い主には安心のサインというように、相手によって意味が変わることも少なくありません。

まとめ

口を開けて鳴く黒猫

猫は言葉を話せませんが、その分、全身で気持ちを伝えています。「甘えているようで実は困っていた」「不機嫌だったのに構いすぎた」――そんな誤解を防ぐには、仕草の意味を正しく理解することが第一歩です。

小さなサインにも気づけるようになると、愛猫の“本当の気持ち”がぐっと近くに感じられるようになります。

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