犬が『疲れた』と言っているサイン5つ 愛犬の疲労が溜まってしまう原因とは?
犬は、概して好奇心旺盛で遊び好きです。自由に遊べる広い場所などでは、飼い主さんと一緒にボールを追いかけたり、フリスビーをしたりなど、夢中になって遊びます。その結果疲れてしまっても、飼い主さんが楽しそうだともっと喜ばせようと無理をしてしまうことも。愛犬の疲れたサインに気付き、無理をさせない関わり方を心がけましょう。
犬が疲れたと言っているサイン

1.眠そう
大抵の犬は、疲れると眠そうな様子を示します。うつらうつらと目を閉じたり、その場に寝そべったり、中には本当にそのまま眠ってしまう犬もいます。消耗した体力を回復する、最も効果的な方法が寝ることです。そのため、疲れると睡魔が襲ってくるのです。
犬は、楽しいことが大好きです。また、飼い主さんと一緒に過ごす時間や、飼い主さんが喜んでくれる時間がとても好きです。そのため、つい遊びすぎてしまい、体力の限界を迎えてしまうことも。こういった反応は、小さなお子さんとよく似ていますね。
2.動きが緩慢になり最後は動きたがらなくなる
同じく体力の限界でよく現れるサインが、「動きが緩慢になる」というものです。例えば散歩の途中から歩く速度がだんだん遅くなり、そのうち歩くのを嫌がるようになり、座り込んでテコでも歩かなくなってしまうといったように、段階を踏んでいくことが多いです。
小型犬であれば、飼い主さんが抱き抱えて家に連れ帰ることもできますが、大型犬だとそういうわけにもいきません。愛犬の疲れを早めに察知し、まだ自力で歩ける内に帰宅するようにしましょう。
3.あくびを頻繁にする
あくびは、眠いときだけではなく、ストレスを感じているときにもよく出ます。体は疲れたけれども、飼い主さんと一緒にもっと楽しく遊びたいといった葛藤が、ストレスとなっているのかもしれません。
また、激しい運動や遊びで交感神経が優位となると、副交感神経を優位にしてリラックス状態に切り替えようとしてあくびが出ることもあります。あくびで酸素を取り込みやすくし、脳や体を落ち着かせるための生理的反応だと考えられています。
4.精気のない顔つきになる
人と一緒に長く暮らしている犬は、表情や仕草が人と似てきます。そのため、飼い主さんが疲れた時に見せる表情とよく似た、俯き加減で精気のない暗い表情になることがあります。他にも、しっぽや耳が下がり気味になるなど、全身で疲れの兆候を見せるでしょう。
表情や姿勢だけなので、他の兆候と比べるとわかりづらいかもしれませんが、これらの兆候に気付いたら、休憩を挟むなどの対策をとりましょう。
5.呼吸が苦しそう(パンティング)
激しい運動をした後は、口を開けて舌を出し、荒い息づかい(パンティング)になることが多いです。パンティングには、激しい運動により上がった体温を下げたり、激しい運動で疲れた全身への酸素の供給を促したりする効果があります。パンティングを始めたら、風通しの良い涼しい場所で休ませるようにしましょう。
犬の疲労が溜まる原因

体力の使いすぎ
疲労が溜まる主な原因の一つは、体力の使いすぎです。普段忙しくてなかなか一緒に遊べない飼い主さんと、長期休暇に泊まりがけで山や川などに遊びに行ったり、ドッグランなどで自由に走り回ったりした場合、楽しすぎて体力の限界まで遊んでしまうことがあります。
どんなに楽しそうにしていても、間に休憩を挟み、体力を使い切らせないように、飼い主さんが上手にコントロールしてあげましょう。
極度の緊張
特に運動したわけではなくても、精神的に緊張状態が続いた場合も、疲れが溜まってしまいます。例えば、初めての場所へのお出かけや、初めて会う人たちとの長時間にわたる交流、初めて教わるトリックの長時間にわたるトレーニングなどです。
この場合も、必要以上に長時間に及ばないよう、短時間で切り上げる、適宜休憩を挟むなどの対策を考えましょう。
裏に病気が潜んでいる可能性も

疲労の裏に病気が潜んでいることも
そこまで激しい運動をしていない、ほんの少ししか歩いていないような状況で、愛犬が疲れたというサイン、特に激しいパンティングを見せる場合には、裏に病気が潜んでいる可能性も考えましょう。
ちょっとした運動で激しいパンティングを引き起こしやすい病気には、下記のようなものが考えられます。
- 僧帽弁閉鎖不全症
心臓の弁がきちんと閉まらず、心臓内で血液の逆流が起きる病気。小型犬に多く見られる。
- 拡張型心筋症
心臓の筋肉低下で酸素を多く含んだ血液を全身に送り出せなくなる病気。大型犬に多く見られる。
- 気管虚脱
気管がつぶれ、呼吸時に酸素を十分に取り込めなくなる病気。小型犬に多く見られる。
- 肺水腫
心臓の機能低下により肺に水が溜まり、呼吸ができなくなる病気。命に関わる場合もあるため、早期受診を。
加齢による体力の低下と病気の見分け方
犬の平均寿命が伸びたことで、愛犬が疲れやすくなったと感じても「もう歳だから」と考えてしまうかもしれません。
そこで、加齢による体力の低下なのか、病気が潜んでいる可能性が高いのかを見分ける判断基準をご紹介しておきます。
- 加齢による体力の低下
疲れやすくなる症状が緩やかに進む
- 病気が潜んでいる場合
突然疲れやすくなる・ほんの数分歩いただけでパンティングをする
病気が疑われる場合は、できるだけ早くかかりつけの動物病院で診てもらいましょう。
まとめ

犬は疲れると、眠たそうにする、急に電池が切れたように動きが緩慢になる、頻繁にあくびをする、精気のない顔つきになる、息が上がったように口で荒い呼吸を始めるといったサインを見せます。
激しく遊んだり緊張状態が続いたりして、体力や精神力を使い果たすことで疲労が溜まるのです。遊びやトレーニングの際には、間に休憩を挟むことで上手にコントロールしてあげましょう。
眠って元気になる場合は、心配する必要はありません。しかし、眠っても体力が回復しないとか、ある日突然疲れやすくなったという場合は、できるだけ早く動物病院で診てもらいましょう。
関連記事
・犬たちに内緒で『お兄ちゃんが帰省した』結果→布団に隠れていたら…『1年ぶりの再会』で感情が大爆発する光景が99万再生「たまらん…」
・犬が鼻先をつけてくるときの心理
・『押しても引いても開かず、ロックがかかった扉』を、大型犬が…『まさかの犯行』を捉えた光景が15万再生「人よりスムーズで草」「プロの技」
・『やけに犬が静かだなあ』と思って様子を確認した結果→「見たことないくつろぎ方」「脱力感たまらん」想定外だった光景に14万表示の反響
・Amazonから荷物が届いたので『配達完了通知』を確認したら…荷物と一緒に撮影された『まさかの光景』が9万再生「癒される」「お茶目w」