猫の『留守番』は何時間までさせていいの?年齢別の目安や気を付けたい3つのこと
「猫はひとりでも平気」と思われがちですが、留守番できる時間には限度があり、それは猫の年齢によっても左右されます。あなたの愛猫が無理なく、安心して留守番できるように、年齢ごとの目安を知っておくことはとても大切です。この記事では、留守番させる際に気を付けたい3つのポイントもあわせて解説していきます。
猫の『留守番』は何時間までが目安?年齢別に解説

生後0〜2か月の子猫は「原則難しい」
生後0〜2か月、特に3週齢ごろまでの子猫は授乳が必須で、排泄もひとりではできません。
つまり、母猫がいない環境では、常に人の手助けが必要な時期だということです。
人間の場合も、生まれたばかりの赤ちゃんを置いて出かけることはできませんが、猫もそれは同じと考えてよいでしょう。
仕事などのやむを得ない事情がある場合は、家族などにその時間だけお願いするか、ペットシッターの利用を検討するなど、必ず人の目が届く環境を整える必要があります。
生後3〜12か月未満の子猫は「短時間」
生後3か月ごろになると、排泄も自分でできるようになり、子猫用のキャットフードに徐々に移行が始まる頃。
この時期を迎えれば、少しずつ留守番の練習をさせることができます。
ただし、まだ留守番に慣れていないうちから長時間にわたる外出をするのは避けましょう。
まずは長くても3時間未満の、短い留守番からスタートするのが安心です。
好奇心旺盛ゆえ、思わぬ事故やいたずらが起こりやすく、ケージのなかで留守番させた方がよい場合もあります。
成猫(1歳以降)は「1泊2日」
1歳を過ぎた成猫になれば体も発達し、健康であれば1泊2日程度の留守番はできると言われています。
もちろん、留守番に備えた環境が整っていることが前提になり、頻繁に外泊してよいという話でもありません。
猫の性格によっては、飼い主さんと離れることの寂しさから、いたずらや粗相といった問題行動を起こしてしまう猫もいます。
留守番後は、食欲や排泄、行動の変化などをよく観察し、愛猫にとって無理のない留守番になっているかを確認するようにしましょう。
シニア猫(7歳以降)は「24時間以内」
シニア猫は、体温調節が苦手になってくる時期。
高齢になるほど、急な体調の変化には気をつけなければならず、どんなに長くても24時間以内が限度ではないでしょうか。
また、足腰の衰えにより、飼い主さんの目が届かないタイミングで段差から落ちてケガをしてしまうなど、思わぬ事故のリスクも高まります。
さらに、持病がある場合は投薬が必要になることも多く、人のいない時間はできるだけ短くすることを意識し、猫の身体を最優先にすることが大切です。
留守番させる際に気を付けたい3つのこと

1.食事とトイレは困らない環境を整える
食事は、万が一を想定した十分な量を準備してあげましょう。
ウェットフードは鮮度が落ちやすいので、おすすめはドライフード。
さらに「自動給餌器」を活用すれば時間設定ができ、食べすぎの心配も防ぐことができます。
水をこぼしてしまうこともあるため、飲み場は1か所ではなく、いくつか設けるようにしてください。
また、トイレも気持ちよく使ってほしいもの。
出かける前に掃除し、可能であればトイレの数を増やしておくと安心です。
2.室温・湿度管理を徹底する
室温・湿度は、必ず調整したうえで外出しましょう。
特に、体温調節が苦手な子猫やシニア猫は、熱中症や冷えによる体調不良に注意が必要です。
エアコンを28度前後に設定し、猫が「寒い」「暑い」と感じたときに移動できるよう、各部屋のドアを開けておきましょう。
一方、もしケージのなかで留守番をさせる場合は、猫は自分で移動できません。
エアコンの真下や直射日光にあたる場所の設置は避け、ケージ内には毛布などを用意し、体温調節ができる環境を整えましょう。
3.家の中にある「トラブルのもと」を取り除く
ここでいうトラブルとは、脱走や誤食、閉じ込めのことです。
外出前は戸締まりをするのはもちろん、もし留守中に猫のお世話を第三者にお願いする場合には、玄関を開けた隙を狙った脱走にも十分ご注意ください。
誤食を防ぐため、電気コードや小物類、猫にとって危険な食べ物は、あらかじめ全て片づけておくことが大切です。
また、閉じ込めは思わぬタイミングで起こることも。
クローゼットや高所の不安定な場所などは、猫が立ち入りできないよう工夫しましょう。
まとめ

猫が留守番できる時間は、年齢を目安に考えると分かりやすいでしょう。
健康な成猫の場合は1泊2日程度なら問題ないと言われていますが、生後間もない子猫や足腰の衰えが見られ始めるシニア猫は、同じ基準には当てはまりません。
いずれの場合も、最初は短い時間の留守番から始め、飼い主さんも猫も少しずつ慣れていくことが大切です。
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