スロープスタイル 急遽日程変更もビッグエア銀の木俣椋真4位、長谷川帝勝9位で決勝へ、“二冠”狙った木村葵来は予選突破ならず…

■ミラノ・コルティナ五輪 スノーボード男子スロープスタイル予選(15日、リビーニョ)
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ミラノ・コルティナオリンピック™のスノーボード男子スロープスタイル予選が15日に行われ、ビッグエア銀メダルの木俣椋真(23、YAMAZEN)は80.83で4位。長谷川帝勝(20、TOKIOインカラミ)は72.03で9位と2人が決勝進出を決めた。ビッグエアで金メダルの木村葵来 (21、ムラサキスポーツ)は69.20で14位と予選突破とはならなかった。
悪天候が予測されて、16日(日本時間)から急遽、15日に1日前倒しに時間が変更となったスノーボード男子スロープスタイル予選、ビッグエア12位の荻原大翔(20、TOKIOインカラミ)は試合前に自身のSNSで足首のケガのためにスロープスタイルを欠場すると発表した。日本からは3選手が出場となった。
ジブセクションと呼ばれる形状の異なるレール、ボックス、テーブルなどバラエティーに富んだコースからいくつかの障害物を選択し、後半はジャンプセクションで演技を行い、得点で競う。全体の印象、高さ、難易度、完成度、多様性、流れなどの観点から採点し、順位を決定。採点は100点満点で得点の配分はセクションが60%、全体が40%となる。予選は2本で最も高い得点が採用される。予選の上位12人が決勝に進む。
急遽の日程変更、しかも、競技が前倒しと調整が難しい状況でビッグエアとの二冠を狙う木村は1回目、ジブセクションは270オン270アウトなど落ち着いて演技、ジャンプセクションではスイッチバックサイド1440(4回転)、キャブ1260(3回転半)、最後はバックサイドの1440(4回転)を決めて大きく右手を挙げた。得点は69.20をマークした。
木村は2回目、ジャンプセクションで1440(4回転)、キャブの1620(4回転半)を決めたが、最後に1260(3回転半)の着地で転倒。得点を伸ばせず、予選突破とはならなかった。
銀メダルの木俣は1回目、ジブセクションで独走性のある演技を見せて、ジャンプセクションではトリプルコーク1440(4回転)、ラストは1620(4回転半)を見せて73.18。1回目で5位となった。2回目には最初のジャンプセクションでヒールから飛ぶ難しい技を披露、さらにトリプルコーク1440(4回転)、スイッチバックの1620(4回転半)で80.83と得点を伸ばして4位で予選を突破した。
予選後は「ビッグエアではシルバーメダル取れたんですけど、スロープスタイルは金メダルを目標に、自分マックスの滑り出したらいいな」と話し「(金メダルを)狙える技を持ってるとは思ってるので、頑張っていきたい」と気合が入っていた。
ビッグエア11位の長谷川は2回目でジブセクションを落ち着いて決めて、ジャンプセクションではスイッチバック1440(4回転)、キャブ1620(4回転半)、最後はフロントサイドの1440(4回転)を決めて、72.03で9位と日本勢は2人が決勝進出を決めた。
急遽早くなった試合に関して長谷川は「自分は事前に天気予報とか見てて、正直、雪降って泥仕合になるぐらいだったら、もう早くやって欲しいなって」と気持ちを作っていた。
決勝に向けては「決勝も自分の滑りをして表彰台の真ん中に立てるように頑張ります」と笑顔を見せた。