BTS“完全体復帰”まであと1か月 来月の復帰公演には26万人の人出が予想…韓国・ソウルで「雑踏事故対策」進む

メンバーの兵役を経て、「完全体」での再始動までおよそ1か月。世界的人気グループ・BTSが来月、韓国・ソウルで復帰公演を開催します。ただ、大勢の人出が予想されていて「雑踏事故」への対策も進められています。
圧倒的なパフォーマンスで世界の音楽チャートを席巻したBTS。世界中のファンを熱狂させてきましたが、2022年、メンバーの兵役によりグループ活動を一時休止しました。
そして去年、全員が兵役を終え、ついに来月、待望の活動再開です。その「再始動の地」に選ばれたのが…
記者
「BTSの復帰公演が行われるのは光化門広場です。右手にステージが作られまして、観客席の後方までは500メートル以上離れているということです」
光化門広場は朝鮮王朝の王宮『景福宮』があり、ソウルを象徴する場所です。特設ステージの長さは全長およそ500メートル。一夜にして世界最大級のライブ会場へと姿を変えます。
驚くべきはチケットが無料であることです。きのう夜、予約が始まりました。
記者
「ライブチケットの予約が始まるということで、私たちも取ってみようと思います」
予約が開始されると、アクセスしてすぐ待機者は10万人を突破。1時間粘りましたが、サイトには入れたものの座席はすべて埋まっていました。
BTSの復帰公演には26万人の人出が予想されています。
周辺のホテルの価格を調べてみると、1泊10万円と通常時の3倍の値段となっているところもありました。
こうしたなか、何よりも懸念されているのが雑踏事故です。4年前にはソウルの梨泰院でハロウィーンのイベントに若者らが殺到し159人が犠牲となりました。今回の公演は、その教訓が試される場です。
こちらはソウル市の防犯カメラ監視センター。AIが群衆の密度をリアルタイムで分析します。
市役所の担当者
「当日は群集事故などの事故の状況を迅速に把握するため、光化門周辺の防犯カメラ映像を監視します」
また、人の滞留を避けるため会場への出入り口を29か所に分散し、当日は周辺の地下鉄の駅を封鎖するなど異例の対応をとります。さらに、周辺のエレベーターとエスカレーターの点検も始まっています。
世界が注目する復帰ステージは、最高レベルの厳戒態勢の中で幕を開けます。