ATMで電話をしながら操作するおばあちゃん・・・嫌な予感がして声をかけたら、まさかの還付金詐欺だった
※本記事はFUNDO編集部へ寄せられた体験談を元に作成しています。
実際の個人情報の特定を避けるため、一部フィクションおよび編集を加えております。
30代の秀敏さん(仮名)から寄せられたエピソードです。
ある日、ATMで現金を引き出すために銀行へ立ち寄った秀敏さん。
隣でATMを操作しているおばあちゃんに違和感

秀敏さんが立ち寄った銀行はATMが2台だけの小さな店舗でした。
隣のATMでは、おばあちゃんが携帯電話で誰かと話しながら操作をしています。
何気なく耳に入ってきた会話に、秀敏さんは違和感を覚えました。
どうやら電話の相手から振込先を聞きながら、ATMを操作しているようなのです。
(もしかして詐欺じゃないか・・・?)
そう思ったものの、見ず知らずの人に声をかけるのは勇気がいるもの。
気になりながらも、秀敏さんは自分の用事を済ませました。
すると、その直後。
おばあちゃんが電話に向かってこう言ったのです。
「キャッシュカードを忘れちゃったので、取ってきますね」
そう言って電話を切りました。
その言葉を聞いた瞬間、秀敏さんは思い切って声をかけることにしました。
「すみません、大丈夫でしたか?」
おばあちゃんに話しかけてみると・・・

すると、おばあちゃんは穏やかな表情で答えました。
「うん、キャッシュカード忘れちゃってね。還付金が戻るって言われたから、取りに帰らなきゃいけないのよ」
その言葉を聞いて、秀敏さんは驚きました。
「えっ!? 還付金が戻るって、誰に言われたんですか?」
「〇〇銀行の本店の人よ。わざわざ電話してくださったの」
その瞬間、秀敏さんは確信しました。
ATMのすぐ横には大きく、『還付金はATMでは受け取れません!』という注意喚起のポスターが貼られていたのです。
「すみません・・・おばあちゃん。還付金ってATMでは受け取れないみたいですよ」
そう言いながらポスターを指差しました。
すると、おばあちゃんもハッとした表情に。
「あら、本当だ・・・。実はね、ちょっと変だなって思ってたのよ。この電話番号も市外局番じゃないし」
見せてもらうと、電話番号は『070』から始まる携帯番号でした。
「そうですね。銀行からなら固定電話でかかってくることが多いと思います。たぶん詐欺ですよ」
そう伝えると、おばあちゃんは不安そうな顔を浮かべます。
「ありがとう・・・振込できませんって、この人に電話したほうがいいかしら?」
「いえ、もう連絡しないほうがいいです」
秀敏さんはそう答えました。
「駅前に交番がありますから、一緒に行きましょう」
突然の申し出にも、おばあちゃんは安心したようにうなずいたそうです。
こうして秀敏さんは、おばあちゃんを交番まで送り届けました。
もしあの時、『気のせいかもしれない』と見過ごしていたら・・・。そう考えると、思い切って声をかけて本当に良かったと感じたそうです。
「知らない人に話しかけるのは勇気がいります。でも、あの時ひと声かけたことで被害を防げたかもしれないと思うと、本当に声をかけて良かったです」
そう話してくださいました。
※本コンテンツのテキストの一部や画像は、生成AIを使用しています。