山本隆弘さん「出た選手が本当に最高のプレーをしてくれた」次戦フランスは日本でプレーするあのセッターに要注意【ネーションズリーグ】

■バレーボール ネーションズリーグ2026 男子予選ラウンド 日本 3ー2 アメリカ(日本時間28日、フランス)
ネーションズリーグの男子予選ラウンドで、男子日本代表(世界ランク5位)はアメリカ(同3位)にセットカウント3-2で勝利し、開幕から無傷の7連勝とした。この試合で解説を務めた元日本代表の山本隆弘さん(47)が、アメリカ戦の勝因と次戦(29日)対戦する五輪連覇中のフランス戦に向けての要注意選手を挙げた。
TBS新タ悦男アナウンサー:今日のアメリカ戦、最高でしたね。
山本隆弘さん:最高の試合でしたね。本当にいろいろな事を考えながら 見てないと解説もできなかったし、見てる方々も漠然と見てしまうと、もったいない試合だったかなと思いますね。
新タアナ:もったいない試合。それはいい表現ですね。確かにもったいないですよね。
山本さん:バレーの醍醐味を見逃してる可能性が高い。
新タアナ:はい。そうですね。一言で言うと“極上な試合”だったと思うんです。
山本さん:はい。
新タアナ:え、分かりますよね、これね、気持ち的に。で、そんな中で、えっと、今日印象に残った部分でどんなとこありました?
山本さん:やはりまずリザーブで出た選手がきっちりと活躍したとあるんですけども、その中でも大塚(達宣)選手が、まず2セット目出てきて はい。20点以降5連続ポイント、ブレイクしょ。 で、また4セット目も4連続ブレイクで 勝ってるんですよ。やっぱりあのプレーはね、すごいなと思いましたね。
新タアナ:あんまりティリ監督、そこまで動かなかったのが、これちょっと12のテストルーで今回ね、8回メンバー交代できるじゃないですか。それによって結構動けるっていうところで、なんか色々試してるような感覚ありますね。
山本さん:そうですね。 ただもうここからは世界ランキングも上位のチームが多いので、本腰を入れて勝つために、色んな策をやってくるのかなっていう感じは受けましたね。
新タアナ:今日だってね、あのベンチ外に西田(有志)がいて、誰がセカンドオポジットやるんだろうと思ったらね、甲斐(優斗)を入れてみたりで、甲斐はやっぱりリーフサーバーで使ってみたりってね、いろんな形、作り方ありましたもんね。
山本さん:また2枚買えで、甲斐が出た時にも(髙橋)藍がライト側に行って、甲斐がレフトに行ったりとかね、ていう風なポジションチェンジも行ったりだとかっていうこともやってたので、 本当にそれぞれの選手が何を今するしたらベストなのかってのを分かった状態でプレーしてるので、質が上がってますよね、かなりね。
新タアナ:あのポジションチェンジのね、あの放送中でも言いましたけど、高橋藍選手のバックライトのところ、本人も早く持ってこいよってね。 あれ我々も見たかったですよね。本当ね、どんな感じで打つんだろうと思ってね。あのワクワクしますね。本当ね日本のバレーは。
山本さん:違うことをやればね。その前だと大塚選手もライトに回って、バックアタックのシーンもね、何回もありましたし。 なんか常にみんながディグ、レシーブが終わった後の攻撃参加っていう意識が非常に高かった試合だったなと思いますよね。
新タアナ:はい。本当にあの山本さんも高橋選手に聞いてましたけども、あの、フェイクセットからね、流れが変わった。ああいうことをしないといけない、てね、本人も話してましたけども、想像性が溢れるプレー、ちょっとこう遊び心あるプレーってのはいいですね、見てても。
山本さん:ただそれまでにパイプ攻撃がなかったじゃないですか。
新タアナ:なかった。
山本さん:あれが唯一の初めてパイプ攻撃来るかなと思ったところのフェイクだったので、そこからまたパイプを使い始めて、ブロックの的を絞らせなくなったので、そこがやっぱり良かったのかなと思いますよね。
新タアナ:なんかね、今日、本当に大塚選手をあげてもらいましたけど、あといい選手がいっぱいましたね。
山本さん:富田(将馬)選手も好守で活躍しましたし、甲斐選手もね、いいところでサービスエースを取りましたし、本当に出た選手が本当に最高のプレーをしてくれましたね。
次戦の見どころ
新タアナ:そうですね。はい。このアメリカから勝てたというところね。これも今後に繋がって非常に大きいのかなと思いますけれども。さあ、次は男子の試合、フランスなんですけども、このフランス戦の見どころ、注目選手というのはどういうとこになりますか?
山本さん:やはり前回の五輪チャンピオンと当たるので、簡単な試合ではないと思うんですけども、しかも相手はホーム、こっちは完全アウェーの中で戦うんですけども、やはりブリザールを筆頭に、コンビバレーを組んでくるていうところもありますから、そのブリザールをどう対策するのかってところはやっぱり注目しなきゃいけない。ということはブリザールを自由にさせない。(日本が)サーブをどれだけ打てるか、というところも注目ですよね。
新タアナ:そうですよね。今日は途中からショートサーブを入れていってアメリカの攻撃を手こずらせたというか、分断させたようなところが出てきましたからね。
山本さん:枚数も減らしながらもコートの9mの枠から6m、4.5mっていう風な枠を縮めてきましたよね。 そういう形ができれば非常に流れが良くなると思うので、 それをフランスにどのようにやっていくのかってとこはちょっと注目してみてみたいですよね。
新タアナ:そうですね。はい。あのティリ監督もフランス出身ですからこれまた気持ちに入るでしょうしね。
山本さん:うん。ですよね。大体の代表選手ってほぼ知ってるわけじゃないですか。
新タアナ:まあそうですね。自分の教え子みたいなもんですもんね。
山本さん:特徴も分かってると思うので、そこでどういう指示を出すのか、 あとどういう選手とどういう選手をタイアップさせるのか、対峙させるのかっていうのが楽しみですよね。
新タアナ:そういうとこも見ていきたいですよね。さあ、これ日本が勝つために大事になってくる1番のポイント改めて
山本さん:やはりサーブですね。
新タアナ:サーブか。そうですよね。
山本さん:ま、1番の攻撃がサーブなので、そこでどれだけ優位な展開に持っていけるのかってとこですよね。
新タアナ:そうですね。そのスイッチをいつ、どの段階で入れていくのか、そういうとこはね、しっかり見ていきたい。あとはやっぱりあの試合の入りですね。セットの入りっていうところですね。
山本さん:そうですね。 あの、1、2、3セットは全部相手にリードされた状態で、我慢して、我慢してっていう展開だったので。
新タアナ:はい。
山本さん:4、5 セットのように自分たちからリードして、展開を進めていくことができれば、もっと楽になるんじゃないかなと思いますよね。
新タアナ:そうですね。改めてこの試合の入りというところをフランス戦も注目をしていただければなという風に思います。
新タアナ:本当に楽しみですね。
山本さん:楽しみですね。
新タアナ:目が離せない戦いがどんどんと続いていきます。 さあ、アフタートークは日本戦の後毎回お届けします。こちらの方も是非皆さんご視聴、そして、しっかり聞いていただければなという風に思います。今日は山本さんありがとうございました。
山本さん:ありがとうございました。