宅配ボックスが犯罪の“現場”に… 特殊詐欺グループがカネの受け渡しに利用か【news23】

TBS NEWS DIG Powered by JNN
2026-07-11 15:27

不在でも荷物を受け取ることができる宅配ボックスの便利さが悪用されるケースが相次いでいます。詐欺容疑で逮捕された男は、集合住宅の宅配ボックスで詐欺の被害金の受け渡しを行っていたとみられています。

【写真を見る】CGで解説 宅配ボックス使い 金を受け渡す手口

宅配ボックスが犯罪の“現場”に 特殊詐欺グループが悪用か

近年、普及が進む「宅配ボックス」を犯罪に悪用したとみられる男が逮捕されました。

特殊詐欺グループのメンバー、津田雅斗容疑者(41)。80代の女性から現金800万円をだまし取った疑いが持たれています。そのカネの受け渡しに利用していたのが、住民が不在でも荷物を受け取れる宅配ボックス。

警視庁によると、津田容疑者は、防犯カメラなどがない集合住宅の宅配ボックスを開け、受け子役への報酬5万円を入れ、暗証番号を設定し、秘匿性の高いアプリで受け子役に暗証番号などを共有

その後、受け子役が宅配ボックスを開け、だまし取った金を入れるとともに報酬を手にします。そして、再び戻ってきた津田容疑者が、宅配ボックスから現金を回収したといいます。

津田容疑者のグループは、こうした方法で、東京や埼玉の十数か所の宅配ボックスを悪用していたとみられています。

宅配ボックス悪用相次ぐ 別の特殊詐欺グループも逮捕

「宅配ボックス」の便利さが悪用された形ですが、とある宅配業者からは…

宅配業者
「お客さんに番号が例えば『3番(のボックス)に159(という暗証番号)を入れましたよ』みたいな、これさえわかってしまえばもう開けられるので。受け渡しもできる」

また警視庁は、同じく宅配ボックスを頻繁に悪用したとみられる別の特殊詐欺グループのメンバーで中国籍の任百暁容疑者(37)ら3人を逮捕しました。

防犯カメラがない宅配ボックスが悪用されるケースは各地で相次いでいて、警視庁が注意を呼びかけています。

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