「台風26号」伊豆諸島・関東に最接近 「祈るしかない」台風被害残る千葉に再び大雨のおそれ、長雨の関東 午後からは天気回復も【Nスタ解説】
10月1日に関東に接近する予報の「台風26号」。千葉県では警報級の大雨となる可能性があり、急ピッチで備えが進められています。
【台風26号】秋雨前線と一体化し千葉の沿岸部をかすめて通過か【今後の進路図】
「祈るしかない」台風被害残るも再び接近か
記者
「今も木々がなぎ倒され、倒壊した家屋はそのままになっています」
9月中旬の台風25号で土砂崩れが発生した千葉県鴨川市。
自動車修理工場 社長
「雨が心配。雨が降ればやっぱり山崩れも可能性が残っているし」
土砂崩れ現場の近くにある自動車修理工場では、台風26号の接近を前に、シャッターを補強するなど備えが進められていました。
自動車修理工場 社長
「祈るしかない。こんな間近というか(土砂崩れが)まさか起こると思わないから」
いまだ交通に影響も…一部区間で臨時バスの運行開始
9月30日午前6時すぎ、千葉県袖ヶ浦市のバス停には、行列ができていました。
臨時バスの利用者
「電車が止まってしまって、通勤をどうしようかなと毎日思っていたので助かります」
千葉県のJR内房線では、台風25号による大雨で、線路に土砂が流れ込み、一部区間が運休。復旧には少なくとも3か月かかる見通しとなっています。
そんな中、30日から3日間、姉ケ崎駅と長浦駅間で臨時バスの運行が始まりました。
臨時バスの利用者
「高速バスで都内まで通勤していたので朝起きるのも大変でした。一駅の区間だけでも動いてくれればだいぶ楽になる」
「毎朝タクシーを呼んだりして、なかなか来ないので、バスが出るのはすごく助かります」
千葉県では、台風26号や前線の影響で10月1日にかけて、再び警報級の大雨となる可能性があります。
また、東京では9月30日まで35日連続の雨となっていましたが、10月1日午後からは天気が回復に向かい、ようやく長雨の出口となりそうです。
「台風26号」1日に伊豆諸島・関東に最接近 午後から晴れ間?
坂口愛美 気象予報士:
台風26号は、台風としての勢力自体はかなり弱まっているものの、中心の東側にまとまった雨雲を伴っており、1日の朝にかけて八丈島に最接近する見込みです。
雨と風の予想を見ると、八丈島での雨のピークは1日の未明から明け方にかけて、最接近前になるとみられます。伊豆諸島南部では1日までに、24時間で120ミリ程度の雨が降るおそれがあります。
1日の午前中にかけて、台風の雨雲と秋雨前線の雨雲が一体化するような形で、千葉の沿岸部をかすめて通過する予想です。
現時点の予想通りであれば千葉県内への深刻な影響は避けられる見通しですが、進路がわずかにずれた場合には広く雨となる可能性があるため、引き続き注意が必要です。
台風が東へと抜けた後、関東地方は1日午後から次第に天気回復傾向にあり、4日頃にかけて広く晴れとなる予想です。
しかし、西日本からは4日以降、天気が下り坂となり、5日は低気圧の影響で広く雨となりそうです。なお、今回の雨は長雨ではなく、周期的な変化となりそうです。