JFA宮本恒靖会長「寂しい。外から支えるからな」岡田武史氏辞任について言及、田嶋幸三名誉会長がFIFA会長選に出馬表明

日本サッカー協会(JFA)が5日、メディアブリーフィングを開催。宮本恒靖会長(49)が取材に応じ、岡田武史氏(70)の副会長辞任の件について語った。また田嶋幸三名誉会長(68)が来年3月のFIFA会長選へ出馬する意向を表明した。
宮本会長は「岡田さんがいなくなったということはとても寂しく感じますけれど、でも今日電話で話をして、『外から“ツネ”のことを支えるからな』と言っていただきました。何かあればまた相談をさせていただけたらなというふうに思っているところです」と語った。
岡田氏は先月24日付で副会長を辞任した。「スポーツは高潔であるべきだという信条のもと、その社会的価値を大切にしてきました。しかし、今回のFIFAワールドカップをめぐる一連の対応については、私自身の信条との間に大きな隔たりがあり、それを一人のスポーツマンとして受け入れることができず、このたびの決断に至りました」などとその理由を説明していた。
「岡田さんとはケンカ別れでも何でもなくて、岡田さんの意思があり、我々の立場も理解していただきながら、『今後は違う形で日本サッカーをサポートしていくから心配するな』と言われている」と仲違いを起こしたわけではない事を宮本会長は強調した。
そして、今日の理事会でFIFA会長選挙に田嶋名誉会長が出馬すると意思表明したことと、JFAはそれを全面的に支持すると決まったことを明かした。
田嶋名誉会長は「JFAの全面的な支持のもと、こういう発表ができることを本当にありがたいし、宮本会長には感謝したいというふうに思います」とまずはJFAの支持に対し感謝を述べた。そのうえで「やはりワールドカップ中に起こったこと(アメリカ代表)バログンのレッドカード(1年間猶予)、それから、イランのチームがしっかりと入国できなかったこと、そういうことを非常に僕はサッカー人として、そして本来であればホストカントリーのオブリゲーション(義務・責任)として守られなければいけない」と問題を提起した。
そして、「勝ち負けではなく、やはり日本サッカーが今まで築いてきた誠実で健全で、そして高潔性のあるそういうものをしっかりと世界に発信していかなければいけないと思うし、今こそFIFAが必要なのは、我々がずっと守ってきたこの事だと思っています。それを私は世界にアピールするために、FIFAの会長に出馬することを決めました」と出馬理由を語った。