フィリピンの首都マニラで先月以降、日本人が拳銃のようなもので脅され金品などを奪われる強盗事件が相次いでいて、現地の日本大使館は細心の注意を呼びかけています。
フィリピンにある日本大使館によりますと、先月19日から31日にかけ、マニラ首都圏のマカティなどで日本人を狙った強盗事件が3件発生しました。路上にいた被害者に複数人のグループが近づき拳銃のようなもので脅したうえ、金品やバッグ、パスポートを奪うといった手口が確認されているということです。
フィリピンではクリスマスが近づくと犯罪が増える傾向にあり、日本大使館は、夜間の移動などに細心の注意を払うとともに、強盗被害にあった際には身の安全を第一に考え、絶対に抵抗しないよう呼びかけています。