アメリカ南部ジョージア州で大統領選の投票所となっている小学校などに爆破予告があり、建物内にいた有権者らが一時避難しました。
ジョージア州フルトン郡の当局によりますと、5日早朝、投票所となっている小学校とコミュニティーセンターの2か所に対するものを含め、あわせて5件の爆破予告がありました。
投票所にいた有権者らは一時建物の外に避難し、配置されていた警察官らが建物内を確認しましたが、不審物は見つからなかったということです。
これにより、投票所では投票が30分ほど中断されたため、午後7時までだった投票時間が30分延長される予定です。
ジョージア州をめぐっては、前回の大統領選でトランプ前大統領が「不正があった」などと主張。先月にも「移民が複数回投票している」という虚偽の動画がSNS上で拡散されていて、フルトン郡ではすべての投票所に警察官を配置したうえ、設置されたカメラの映像を24時間、警察と共有するなどの対策を講じていました。