光沢を帯びている昆虫、カナブンとコガネムシは似ています。
その一方でそれぞれ違いというのも存在します。
しかし、具体的にどこが違うのでしょうか?
今回はそれらカナブンとコガネムシの違いを解説します。
また、共通点も説明するので、ぜひ参考にしてみてください。
カナブンとコガネムシの成虫の形状の違い
まずはカナブンとコガネムシの形状の違いを見てみましょう。
カナブンの形状
カナブンの体は四角い形状をしています。
羽根の付け根は逆三角形をしているのが特徴です。
また、全体的に角ばった形状をしているのが特徴となります。
色としては緑色や青色、茶色など多種多様な種類がいます。
これらカナブンはバリエーションが豊富です。
コガネムシの形状
コガネムシの体は丸い形状をしています。
羽根の付け根は半楕円形をしているのが特徴です。
また、全体的に丸っこい形状をしているのが特徴となります。
色としてはほとんどの個体が緑色など単調となります。
あまりカラフルな個体はいないのが特徴です。
害虫となるのは・・・
カナブンとコガネムシは益虫なのか害虫なのかの違いがあります。
カナブンは益虫
カナブンは土壌の改善をしてくれる益虫とされます。
庭や畑の土をより良いものにしてくれるのが特徴です。
そのため、古くから益虫として扱われてきました。
害虫となるコガネムシによる被害
コガネムシは草花を荒らす害虫とされるます。
庭の植物や畑の野菜、果物を食べてしまうのが特徴です。
そのため、古くから害虫として扱われてきました。
カナブンとコガネムシの名前の由来
カナブンとコガネムシはどこから名前が来ているのでしょうか。
ここではそれぞれの名前の語源をまとめます。
カナブンという名前の由来
カナブンはコガネムシ科ハナムグリ亜科に分類される昆虫です。
名前の由来は金属のような光沢とブンブンとした羽音にあります。
事実、カナブンは光沢があり、飛ぶ際にブーンと音がします。
そこから「金(カナ)+ブン」でカナブンと名付けられたと考えられているわけです。
ただし、アオドウガネなどのコガネムシはカナブンブンと呼ばれることもあるなど、多種多様です。
また、関西から四国にかけては他にもブイブイなどの呼び名があるそうです。
その他、和歌山ではチューチューカッパやガマという呼び名もあるなど、カナブンの名前は地域ごとに違います。
コガネムシという名前の由来
コガネムシはコガネムシ科コガネムシ属に分類される昆虫です。
名前の由来は金属のような光沢と色彩にあるとされています。
光沢を帯びた殻が「黄金(コガネ)+ムシ」でコガネムシという名前がつけられたという話もあるのだとか。
コガネムシは緑色の個体が多いとされますが、光加減によっては確かに金色に見えることもあります。
そこからこれらの名前が付けられたと考えられます。
まとめ
カナブンとコガネムシはとても似た昆虫です。
しかし、実際には形状などの違いがあります。
また、色合いについても違いがあると言えるでしょう。
その他にもカナブンは益虫とされる一方で、コガネムシは害虫とされることも多いです。
それら似ているところもあれば違いもあるのが、カナブンとコガネムシだと言えるのではないでしょうか。
関連記事はこちら
- 「なぜそんなに年老いた気分になりたいの?」イタリア人と日本人の感覚の違いに考えさせられる
- 「五月雨」と書いてなんて読む?実は5月の雨ではないんです!ビジネス用語としても使用される言葉を解説!
- 西田有志&古賀紗理那 バレー界ビッグカップルの休日に密着「僕、マイナスからスタートなんです」
- 【読めたらスゴイ!】「酢漿草」ってどんな草?見たことある?この漢字、あなたは読めますか?
- AKB48・福岡聖菜さん「鼻中隔湾曲症」の手術を報告 「完全な回復までは1~3ヶ月程度かかる」
- スタジアムには、なぜか階段の同じ場所でみんなつまずいてしまう不思議な場所が!?1人、また1人と足を取られていきます・・!!
- AKB48・中西智代梨さん 卒業を発表「やっと自分で一歩前に進めた」
- まるで『あの童話』みたいな光景!川で泳ぐアヒルのヒナたち、その中に一羽だけ黄色いヒナが混じっていました!!
- リング状のベッドから頭をのぞかせた白蛇。このまま外に出てくるのかと思いきや??【海外・動画】
- おわかりいただけただろうか?テレビとリンクして緊迫感を漂わせる愛猫の姿に反響「表情がテレビの内容とぴったり」