■MLB パイレーツードジャース(日本時間6日、ペンシルベニア州ピッツバーグ、PNCパーク)
ドジャースの大谷翔平(29)が6日(日本時間)、敵地でのパイレーツ戦に「2番・DH」で先発出場し、3回の第2打席でパイレーツ先発P.スキーンズ(22)から5試合ぶりとなる15号本塁打を放った。これでリーグトップのブレーブス・M.オズナ(33)に2本差と迫った。
前日5日(同)のJ.ジョーンズ(22)に続き、この試合も注目のルーキー、2023年MLBドラフト全体1位のスキーンズと対戦。1回第1打席はオールストレートで3球三振に打ち取られた。
そして、3回の第2打席、甘く入ってきた外角高め100マイル(161キロ)のストレートを完璧に捉えて、フルスイングすると綺麗な放物線を描きスタンドへ。打球速度は170キロ、飛距離126.4m、角度は32度、5試合ぶりの15号ホームラン、PNCパークで初アーチとなり、メジャー27球場制覇となった。
ナ・リーグホームラン争いでメッツ・P.アロンゾ(29)、カージナルス・N.ゴーマン(23)に14号と並ばれたが大谷が一歩抜け出した。チーム63試合目で15号をマークした大谷はシーズン38.6本ペース。昨季は6月に調子を徐々に上げ、日本人メジャー最多となる月間15本塁打をマークしており、6月初アーチでキング返り咲きへの期待が高まる一発を放った。