■MLB パイレーツ 10ー6 ドジャース(日本時間6日、ペンシルベニア州ピッツバーグ、PNCパーク)
ドジャースの大谷翔平(29)が6日(日本時間)、敵地でのパイレーツ戦に「2番・DH」で先発出場。5打数2安打1本塁打2打点、打率は.322。2023年MLBドラフト全体1位の注目株、パイレーツ先発P.スキーンズ(22)と初対戦。100マイル(161キロ)のストレートを弾き返し、5試合ぶりの15号ホームラン。さらに今季24度目のマルチヒットをマークした。
大谷は試合後に取材に対応し、「良くなるように毎日やっていますし、良い日もあればもちろん悪い日もあるので、それを毎日チェックしながらやっている感じかなと思います」と振りかえった。
2023年MLBドラフト全体1位のP.スキーンズ(22)の印象は「素晴らしいボールでしたし、最初の打席なんかもあんまり良いスイングだったとは言えなかったので。その後打てたのは良かったですけど、各打席、素晴らしいボールを投げていたと思います」と称賛。
「スピードよりもアングルだったりとか、リリースポイントだったりとか、って言う方が特徴的なのかなと思ったので、それを頭に入れてまず次の打席にいきました」と攻略したポイントを口にした。
前日5日(日本時間)に先発したJ.ジョーンズ(22)、この日の先発スキーンズと若い投手が出てきている事には「毎年毎年、良いピッチャー出てきますし、バッターももちろんそうですけど、良い選手がどんどん入れかわりで出てくるので、そのスピードって言うのは凄い早いなあというのは毎年感じますね」とコメント。
スキーンズはエンゼルスの本拠地であるエンゼルスタジアム近くの出身、大谷の初登板を見て、憧れていたという事には「ぜひ打席に立ってほしいなと思います。彼にも」と口にした。
憧れの大谷と対戦し、161キロのストレートをスタンドに持っていかれたスキーンズは「やられたと言う感じ。前の打席では打ちとったし、あの球も良かったと思う。素晴らしいプレーヤーですから、ああ言うことが起きるんですよ」と話し、「脱帽です。もちろん打たれたのは悔しいけど、ゲームの一部です」と晴れやかな表情で語った。