■MLB パイレーツ 7ー11 ドジャース(日本時間7日 米ペンシルベニア州ピッツバーグ、PNCパーク)
ドジャースの大谷翔平(29)が敵地でのパイレーツ戦に「2番・DH」で先発出場し、この日は6打数1安打で打率.322から.318に。
1回の第1打席で3試合連続ヒットをマークしたが、以降は2打席連続の空振り三振、二ゴロ、空振り三振、一ゴロと凡退。今季3度目の3三振に倒れた。2戦連発は叶わず、本塁打王争いでリーグトップのブレーブス・M.オズナ(33)がこの日18号を放ち、その差は3本に広がった。
チームは6試合ぶりの2桁11得点で、同一カード3連敗を回避。39勝25敗で貯金14に。
1回はM.ベッツ(31)がヒットで出塁すると、大谷はパイレーツ先発B.ファルター(27)の外角スライダーを上手く捉えたが、ライトのオリバレスが飛び込んで右直でアウトに。だがチャレンジを経て、グラブ手前でショートバウンドしていたことが判明。記録はヒットとなり、大谷は3試合連続ヒットをマーク。これで無死一・二塁のチャンスとなると、続くF.フリーマン(34)がライトスタンドへ先制の8号3ランを放ち、さらに1死二塁からM.ロハス(35)のタイムリーで4点目を奪った。
だがドジャース先発のW.ビューラー(29)は2回にタイムリーで1点を返されると、3回はN.ゴンザレスに4号2ランを浴びるなど4-4で試合は振り出しに。
2回の大谷の第2打席は4球目の外角低めスライダーに空振り三振。4-4で迎えた4回は1死一・三塁の勝ち越し機に打席に立ったが、5球目の外角スライダーにバットが泳いで2打席連続の空振り三振。続くフリーマンも二ゴロに倒れた。
5回の打線は、この日4番のT.ヘルナンデス(31)が13号ソロで勝ち越すと、連打と相手守備のミスなども絡み7-4とリード。さらに、ベッツの10号3ランで10点目。6回はロハスのタイムリーで11-4と突き放した。
大谷の7回の第5打席はこの日3つ目の空振り三振、9回の第6打席は1死一・二塁の場面で一ゴロに打ち取られる。リリーフ陣は8回に5番手E.フィリップスが4番のクルーズに3ランを浴び11-7としたが、チームは逃げ切って連敗は阻止。明日8日からニューヨークでヤンキース3連戦。初戦は山本由伸(25)が先発マウンドに上がる。