犬が「座っている人の上に乗る」心理をご紹介します。犬が乗ってくる時に飼い主がすべき対応も解説しますので、ぜひ参考にしてください。
犬が「座っている人の上に乗る」心理
ソファーや椅子でくつろいでいる時、愛犬があなたの膝やお腹の上に乗ってくることはありませんか?
ピョン!と元気よく飛び乗ってきたかと思えば、「こっちを見て!」と見つめてきたり、そのまま伏せて眠ってしまったり。密着してくる愛犬はとても可愛らしいですよね。飼い主さんは「重いなぁ」なんて思いつつ、幸せな気持ちになっていることでしょう。
それにしても、どうして犬は座っている人の上に乗ってくるのでしょうか。
そこで今回は、犬が「座っている人の上に乗る」心理について解説します。愛犬が乗ってきたときのキモチを思い出してみましょう。
1.甘えたい
座っている人の上に乗ってくる犬は、「この人に甘えたいなぁ」と思っていることが多いです。
「撫でて欲しい」「構って欲しい」など人恋しい気持ちになっている犬は、人が座って自分に近い位置にくると「今だ!」と飛び乗って甘えてきます。犬は信頼している飼い主さんと密着することが大好きですから、上に乗ると安心するのも理由の一つでしょう。
愛犬が座っているあなたの上に乗ってきたら、優しく応じてあげてくださいね。
2.安心できる場所で休みたい
座っている人の上に乗ってそのまま寝てしまう犬は、「ご主人の上でゆっくり休みたい」と思っています。
信頼している飼い主さんの上に乗っていれば、眠っている時に何かあっても守ってもらえますし、密着していれば「起きたらご主人がいなくなっていた」なんて心配もいりません。
犬にとって飼い主さんの上は、安心して眠れる場所なのでしょう。
3.守って欲しい
雷が鳴っている時など、犬は恐怖を感じると飼い主さんの上に乗って守ってもらおうとすることがあります。この時の犬は震えていたり、呼吸が荒いなどパニックになっていることが多いでしょう。
「助けてー!」という様子で愛犬が上に乗ってきたら、優しく撫でて安心させてあげてくださいね。
4.人が持っている物が気になる
あなたが座ってお菓子を食べようとしたり、買ってきた物を開封しようとしている時に愛犬が上に乗ってきたことはありませんか?
この時、犬は飼い主さんが持っている物が気になって「それは何!?」「僕にもちょうだい!」と興味津々という気持ちになっています。
中には飼い主さんの手から物を奪ってしまうイタズラ犬もいますので、取られて困ってしまう物を持っている時は注意しましょう。
犬が乗ってきた時に飼い主がすべき対応
座っている時に犬があなたの上に乗ってきたら、「犬がどんな様子か」をよく観察してみてください。
甘えたい、一緒に休みたいという様子であれば、優しく撫でて受け入れてあげましょう。そうすれば犬は安心し、あなたとの絆が深まるはずです。
ただし、中には自分の好きなタイミングで膝に乗ることでワガママになってしまう犬もいますので、忙しい時などは犬が乗ろうとした時に「ダメだよ」と制したり、膝から降ろす対応をすることも時々は必要です。
また、食べ物を欲しがっている時などは犬を上に乗らせないようにしたほうが良いでしょう。人間の食べ物を誤食してしまう恐れがありますので、飼い主が何か食べている時は乗らないようにしつけをすることが大切です。
まとめ
【写真4:人の膝に乗ったテリアの子犬】275260484
今回は、犬が「座っている人の上に乗る」心理について解説しました。
そのほとんどが「飼い主さんのことが好き、信頼している」という気持ちからくるものです。
「トイレに行きたいのに犬が乗っていて動けない」なんてこともあるかもしれませんが、愛犬が上に乗ってきた時は優しく応じてあげてくださいね。
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