■プロ野球 DeNA 7-1 中日(21日・横浜スタジアム)
DeNAは中日に快勝し3連勝を飾った。試合は1回裏、3番・佐野恵太(29)の第6号2ラン本塁打で先制。さらに5番・牧秀悟(26)の適時打で3点目を奪った。3回裏にも8番・京田陽太(30)、2番・蝦名達夫(26)の適時打で3点を加えると6ー0。6回裏には4番・オースティン(32)に第21号ソロ本塁打が飛び出し7点目を奪った。投げては先発した東克樹(28)が6回1失点の好投で2年連続3度目となる二桁勝利となる10勝目をマークした。
前日の試合では1回に牧、戸柱恭孝(34)の適時打で2点を先制した。その後同点に追いつかれるも3回、京田の適時打で勝ち越し。終盤に入った7回にはまたも戸柱の適時打で追加点を加え4ー2で勝利した。この試合の先発・東は今季20試合目の登板。中日戦ではここまで4戦3勝をマークしている。
東の立ち上がりは先頭の岡林勇希(22)を左飛、2番・山本泰寛(30)を遊ゴロに。2死を奪うも3番・川越誠司(31)、4番・細川成也(26)に連続四球を与え走者一、二塁に。しかし5番・福永裕基(27)を空振り三振に抑え無失点に凌いだ。
打線はその裏、中日の先発・松木平優太(21)に対し先頭の梶原昂希(24)が左安打で出塁。2番・蝦名は送りバントを決め得点圏に走者を進めた。3番・佐野は追い込まれてから3球目、ストレートを振り抜くと打球はライトスタンドへ。2ラン本塁打が飛び出し2点を先制した。さらに4番・オースティンは左二塁打を放ち再びチャンスを作ると松木平の暴投の間に三塁へ。すると5番・牧にレフトへの適時打が飛び出し3点目を加えた。打線は止まらず、6番・宮﨑敏郎(35)にもレフトフェンス直撃の二塁打を放ち走者二、三塁。7番・山本祐大(25)は死球を受け1死満塁とした。なおもチャンスで8番・京田は空振り三振。9番・東は二ゴロに倒れるも初回3得点と試合の主導権を握った。
3点の援護をもらった東は味方の好守もあり序盤3回までを無安打無失点に抑えた。3回裏には4番・オースティンが四球。5番・牧、6番・宮﨑が連続安打で繋ぎ無死満塁のチャンスを作ると7番・山本は四球を選択し押し出しで4点目、8番・京田のセンターへの適時打で5点目を奪った。さらに2死満塁から2番・蝦名にレフトへの適時打が飛び出し6ー0と突き放した。
しかし6点リードで迎えた5回表、1死走者無しから8番・村松開人(23)、代打・宇佐見真吾(31)に連打を浴び1死一、三塁とすると迎えた1番・岡林の遊ゴロの間に1点を与えた。
5点リードに変わり6回裏にはこの回先頭の4番・オースティンにレフトスタンドへのソロ本塁打が飛び出し7ー1。再びリードを広げた。
終盤に入り7回表からは2番手・ウィック(31)が登板し三者凡退に。8回表は3番手・坂本裕哉(27)が登板し走者を背負いながらも無失点に抑えた。そのまま6点リードで9回表、4番手・伊勢大夢(26)がマウンドに上がり連打を浴びるも中日打線に反撃を許さず試合終了。勝利したDeNAは中日に2戦目でカード勝ち越しとなった。