■U20世界陸上 最終日(日本時間1日、ペルー・リマ)
20歳未満の世界陸上、最終日が行われ、男子3000m障害・決勝で永原颯磨(18、順天堂大)が日本勢6年ぶりとなる5位入賞を果たした。ケニアのE.セレム(16)が8分15秒28で今季U20世界最高記録で優勝した。
永原はパリオリンピック™代表の三浦龍司(22、SUBARU)が高校時代にマークした日本高校記録を昨年更新した期待の若手選手。最初の1000mはアフリカ勢が先頭でレースを引っ張り、永原は11位と集団後方に。それでも徐々に順位を上げ2000mを5分39秒39、5位で通過。そして終盤、アフリカ勢がスピードアップし、永原は差をつけられたが5番手争いをウガンダの選手と繰り広げ、そのまま自己ベストの8分30秒37でフィニッシュ。2018年、吉田匠の日本勢過去最高の5位に並んだ。また佐々木哲(17、佐久長聖高)は9分16秒20で16位に終わった。