西武は1日、金子侑司外野手(34)が今シーズン限りで現役を引退することを発表した。
金子は球団を通じて「ファンの方へ少しでも多くベルーナドームでプレーする姿をお見せしたくて、がんばってきましたが、叶えることができず申し訳ない気持ちです。ライオンズで過ごした 12 年間は夢のような楽しい時間でした。入団してからこれまで、たくさんのご声援ありがとうございました。ファンの皆さんの声援は、これからも一生忘れません」とファンに向けてメッセージを伝えた。
2012年のドラフト会議で3位指名を受けて西武に入団。以降、12年間ライオンズ一筋でプレーし、スピードスターの異名を持った金子は2度の盗塁王に輝くなど、走攻守でチームを支えてきた。
渡辺久信ゼネラルマネージャー兼監督代行は「金子は生涯ライオンズを貫いてくれた選手です。守備は一級品ですし、足もあってファンの皆さんを魅了する華のあるプレーが印象的でした。痺れるファインプレーもあって、チームのためにがんばってくれたと思います」とコメントし、西武でプレーし続けた金子に労いの言葉を送った。