この夏、スーパーなどでコメが消える異常事態が発生したことから、小売り団体や消費者が政府に対し、コメの安定供給を求めました。
プラカードや両手にしゃもじを持って抗議をするのは、コメ農家や小売り団体、消費者などおよそ200人。きょう、農林水産省前に集まり、コメの安定供給を政府に訴えました。
参加者
「いま、お米が出回り始めたと言う人もいますが、これは新米を先食いしているだけで、コメ不足の根本解決にはなりません。消費者も安心して食べられる、そういうふうに変えていってほしい」
また、参加した生産者は今回のコメ不足について、「本当の原因は政府の需給政策の失敗にあるのでは」と指摘。生産者の高齢化などでコメ農家が減少していることについても触れ、政策の見直しなどを求めました。