西村泰彦宮内庁長官は定例の記者会見で、秋篠宮家の長男・悠仁さまの進学先をめぐる根拠のない情報について、「私も心を痛めている」と述べました。
9月6日に成年となった悠仁さまの進学先をめぐっては、側近の吉田尚正皇嗣職大夫が「根拠のない情報が流れている。心を痛めている」と述べていて、西村長官もきょうの会見で、「同様ですね。私も心を痛めている」と述べました。
また、きょう誕生日を迎えた秋篠宮妃の紀子さまがインターネットでのバッシングともとれる批判が続いていることについて、「心穏やかに過ごすことが難しく、思い悩むことがあります」と明かされたことについて、西村長官は「その言葉通りに受け止めている。必要に応じて対応をとっていかないといけないと思います」と述べましたが、現時点で明示できるものはないとしました。
宮内庁の情報発信に関連し、「提供映像に音声を入れてほしい」という要望が宮内記者会から出ていることについて、西村長官は「やはり、それぞれのご対象のいろんなお考えがあるというふうにご理解いただきたい」と述べ、天皇皇后両陛下や皇族方=ご対象の考えで音声配信ができていないと示唆しました。