東京メトロの車両の車輪を組み立てる際、データを改ざんしていた問題で、国土交通省は先ほどから作業所に立ち入り検査を行っています。一方、京王電鉄でも同じようなデータ改ざんが明らかになりました。
【写真を見る】【速報】東京メトロの作業所に国交省が立ち入り検査 京王電鉄でもデータ改ざんが発覚
記者
「午後1時ごろです。国土交通省がメトロ車両に立ち入り検査を行います」
東京メトロのグループ会社「メトロ車両」が列車の車輪を組み立てる際、基準を超える圧力をかけていたにもかかわらず、基準値に収まるようデータを改ざんしていたことから、国交省は先ほどから作業所に立ち入り検査を行っています。
データの改ざんは地下鉄日比谷線を除く161の車両で見つかっていて、国交省は管理体制の確認などを進めます。
一方、京王電鉄は先ほど、京王線と井の頭線の車両でも車輪に車軸をはめ込む際、データの改ざんがあったと発表しました。改ざんやデータが確認できなかったのは、京王線で245の車両、井の頭線で69の車両だということです。