大谷翔平、初のシャンパンは「ちょっと痛かった」「今日決めるんだっていう気持ちできた」ホームでの歓喜に達成感

■MLB　ドジャース 7ー2 パドレス（日本時間27日、カリフォルニア州ロサンゼルス、ドジャー・スタジアム）

ドジャースがパドレスを大逆転で下し、3年連続の地区優勝に輝いた。大谷翔平（30）はメジャー7年目で自身初の地区優勝で、初めての歓喜の輪に満面の笑みを見せた。

初のシャンパンファイトを堪能し、その後の囲みで「本当に今日決めるんだっていう気持ちで球場にきましたし、その通りになってすごく嬉しいです」と改めて優勝の喜びをかみしめた。

「ここでこうやって勝つことが目標ではあったので、シーズン中でも非常に重要なシリーズでしたし、みんなそこに向けての意気込みってのは他のシリーズよりもやっぱり高かったんじゃないかなと思います」と振り返り、シャンパンファイトについては「最高ですね。すごいちょっと痛かったですけど、はい今後に影響ないぐらいやりました」と楽しんだようだ。

大谷は2-2の同点で迎えた7回に値千金の勝ち越しタイムリーを放つなど5打数3安打1打点の活躍。2試合連続の勝ち越し打＆マルチヒットで逆転勝利に貢献した。

7回の打席について「本当にヒットを打つことだけ考えて、他の打席でやることを変えずに自分の打席にまず集中しようと思ってました」と話し、手応え十分のタイムリーとなったようだ。

「僕らももちろん特別ですし、ファンの人が何より特別じゃないかなと思うので、そういう瞬間というのをホームで迎えることができて、ファンにとっても僕たちにとっても本当に最高だったと思います」とホーム最終戦での優勝決定に自身も感慨深げに語り、「今シーズンまだあるので頑張りたい」と自身の記録更新とWS優勝に向けて意気込んだ。