トヨタ自動車は水素で走る「燃料電池バス」の一部の部品に、自社で設定した基準を上回るカドミウムなどが含まれていたと明らかにしました。
トヨタ自動車によりますと、水素を燃料とした燃料電池車のバス「SORA」の一部の部品に、自社で独自に設定した基準を上回る環境負荷物質のカドミウムと六価クロムが含まれていたということです。また、商品のカタログには、基準を達成していないにもかかわらず、「自主目標達成」という不正確な記載がされていたことも判明しています。
トヨタは、車両の運行などで乗員や乗客、整備担当者への影響はないと説明していて、無料で修理を行い対象の部品を回収するとしています。