【ソフトバンク】ファイナル初戦は快勝！山川が決勝打＆豪快弾 今宮と栗原もアーチ競演 川瀬は好守に2安打 有原は7回6安打2失点

■プロ野球　パ・リーグCSファイナルステージ第1戦　ソフトバンク5ー2日本ハム　（16日　みずほPayPay）

ソフトバンクは日本ハムに先勝、CSファイナルを1勝アドバンテージで2勝0敗とし4年ぶり日本シリーズ進出にあと2勝とした。1ー1で迎えた3回に山川のタイムリーツーベースで勝ち越すと、4回は今宮、5回には栗原のソロアーチでリードを広げ、8回には山川がソロ本塁打をレフトスタンド中段に飛ばし突き放した。先発・有原は7回を6安打2失点で自身CS通算4勝目を挙げた。

CSファイナルステージはリーグ優勝のソフトバンクに1勝アドバンテージがあり6回戦制で4勝したチームが日本シリーズに進出する。

先発・有原は今季26試合に登板、自身2度目の最多勝14勝（7敗）、リーグ4位・防御率2.36。今季日本ハム戦は5試合に登板、0勝2敗、防御率4.11は対戦球団別で最も相性が悪かった。

有原は1回、矢澤を左飛、松本剛と清宮を連続空振り三振に取る立ち上がり。

近藤が9月16日以来、1か月ぶりに復帰。スタメンは1番ライト・柳田、2番セカンド・川瀬、3番サード・栗原、4番ファースト・山川、5番DH・近藤、6番ショート・今宮、7番レフト・正木、8番キャッチャー・甲斐、9番センター・周東のオーダーを組んだ。

日本ハムの先発・伊藤は有原と並び14勝（5敗）で最多勝を分け合った。今季ソフトバンク戦は6試合に登板、4勝1敗、防御率2.63だった。

1回、柳田は空振り三振、川瀬が中安打も栗原は遊ゴロ併殺打に倒れた。

有原は2回、先頭・レイエスに左安打も万波を空振り三振、郡司を遊ゴロ併殺打に打ち取った。

2回の攻撃で1死から近藤がセンターオーバーのツーベース、今宮が左安打で1死一・三塁とすると正木がレフト前にタイムリーを運び先制。

だが有原は3回、水野と伏見に連打され中島卓也の犠打で1死二・三塁とすると矢澤に三内安打タイムリーで1ー1の同点に追いつかれる。なお1死一・三塁も松本剛の強烈な二ゴロを川瀬が横っ飛びに好捕し併殺打に封じピンチを脱する。

3回の攻撃で1死から川瀬が中安打、栗原は遊飛も2死一塁から山川がセンターオーバーのタイムリーツーベースを打ち打ち返し、2ー1と勝ち越す。

さらに4回、先頭・今宮がレフトへCS通算7本目のソロ・アーチを運び3ー1とする。5回にも1死から栗原がライトスタンド中段にCS通算初となるソロ本塁打を叩き込み、4ー1とリードを広げる。

有原は4回以降は6回まで1四球だけでノーヒットに抑えた。だが有原は7回、先頭・レイエスに左中間スタンドへCS初アーチのソロを浴び、4ー2となる。

さらに有原は1死後に郡司に四球、水野に左安打、伏見の犠打で2死二・三塁とするが代打・淺間を空振り三振に斬って取った。有原は7回を81球、6安打、2四球、8奪三振の2失点でCS自身4勝目（1敗）。

8回は2番手・ヘルナンデスが1死から松本剛に左安打も清宮を空振り三振、スタートを切っていた松本剛を二塁で甲斐が刺し三振ゲッツー。

8回の攻撃で先頭・山川がレフトスタンド中段にCS通算5本目のソロアーチを放り込み、5ー2とする。9回はオ3番手・スナが三者凡退に抑えた。