バドミントンの国内最高リーグ、S/Jリーグが9日に青森・黒石市で行われ、前回4位のNTT東日本が王者・ジェイテクトに勝利し3連勝とした。男子シングルスでは今夏のパリオリンピック™で日本代表の奈良岡功大(23、NTT東日本)と西本拳太(30、ジェイテクト)が対戦し、西本がファイナルゲームにもつれ込む激戦を制した。
ダブルス2試合、シングルス1試合で争われるS/Jリーグ。10年ぶりの優勝を目指すNTT東日本は第1試合目のダブルスで山下恭平(26)・緑川大輝(24)がストレ-ト(22-20、25ー23)で勝利し1勝を挙げた。
2試合目のシングルスでパリオリンピックに出場した2人の登場に、会場も熱気を帯びた。リーグ戦初出場となるNTT東日本の奈良岡は第1ゲーム、中盤で6連続得点で13ー11で逆転。終盤に20-20と追いつかれたが、なんとか振り切り22-20で先制した。
第2ゲームは9-9の同点から西本に13連続得点を許し、9-21でゲームカウント1-1に。団体戦は苦手と話していた奈良岡はファイナルゲームも9本しか奪えず、ゲームカウント1ー2で敗れた。
1勝1敗となり、NTT東日本は第3試合のダブルスに古賀輝(30)と山田尚輝(24)を送り込み21-18、21-12で勝利。NTT東日本は開幕から負けなしの3連勝とした。