フランスとドイツの外相がEU=ヨーロッパ連合を代表してシリアを訪れ、暫定政府を主導する「シリア解放機構」のジャウラニ指導者と会談しました。
3日、フランスのバロ外相とドイツのベアボック外相がEUを代表してシリアの首都ダマスカスを訪問し、暫定政府を主導する「シリア解放機構」のジャウラニ指導者と会談しました。
会談後の共同声明で、双方は「あらゆる多様性を持つシリアの平和的な政権移行の実現を再確認した」としています。
アメリカやEUは「女性や少数民族を含む全ての人の権利を尊重すること」を求めていますが、暫定政府は「数日中に始まる国のあり方を話し合う会議に女性が参加することを示唆した」ということです。
一方、複数のドイツメディアは、ジャウラニ指導者が会談で「女性のベアボック外相と握手しなかった」などと報じ、懐疑的な見方を示しています。